ログ可視化ツール - LAP(Log analyzer for Android Platform) -
現在、多くの企業がAndroid OSに注目し、携帯/家電製品への適用が増加しています。Android OSを無償で提供され、ソフトウェアは標準化された環境で開発することから、コストは低下し、生産性は向上することは事実ですが、Android OSはバージョンアップのペースが速く、それに伴い多くの問題も抱えていることも事実です。
LAP:ログ可視化ツール(Log analyzer for Android Platform)は、その障害、性能問題において、原因特定のための膨大な作業コストを削減します。
製品概要
Android端末は、フレームワーク内から膨大なログを出力します。
LAPでは有効な情報のみピックアップし、ボトルネック部を分析・可視化を行います。
利用イメージ
- LAPは開発統合環境であるEclipseプラグインで構成されます。
- EclipseとAndroid SDKがあれば使用することができます。
- Android端末からデータ(ログ)を収集して開発・検証を支援します。
(1)PCでEclipseを起動します。
(2)Android端末をUSBケーブルで接続します。
(3)本ツールを操作してログトレースを開始します。
(4)ユーザが自ら端末を使って分析対象の操作を行います。
(5)操作が終了したら本ツールでログトレースを終了します。
(1)ログトレース後に分析が開始されます。
(2)分析された情報の詳細をユーザ自身で確認します。
(3)必要に応じて収集したログを出力またはレポート化します。
製品ラインナップ
・JB(4.1/4.2)をサポート
・Android標準ログ収集+Binder/Activity/Contentサンプリングログ収集
・リソースモニタ機能(CPU/IO-WAIT/MEMORY)
・メソッドトレース機能
・JB(4.1/4.2)をサポート
・Android標準ログ収集+Binder/Activity/Content/SQLログ収集
・リソースモニタ機能(CPU/IO-WAIT/MEMORY)
・メソッドトレース機能
・Binder/Activity/Content/SQLログ分析&グラフ化機能
・アプリケーション連携に利用:トレースAPI/データ抽出API
・スリープ分析/長時間分析に利用:端末上ログ収集機能/PC上LAP連携機能
・端末上の画面ログとして利用:端末画面ログ/LAPデータ連携/LAPグラフ連携
・PC上のLAPデータ収集&分析用サーバとして利用:分析機能、グラフ機能、DB API
(将来の製品出荷時期、機能を保証するものではありません)
機能概要
アナライズ
アナライズ
アナライズ
※1 main/event/system/radioはAndroid標準のロギング機能により取得できるログです。
※2 ActivityとはAndroidアプリケーションの画面に相当します。
※3 Content Providerとはアプリケーション間でデータを共有する仕組みです。
サポート対象OSおよびAndroid端末
サポート対象ソフトウエア(2013年4月末現在)
1.LAP使用前に解析対象となるAndroidデバイスをPCに接続(adb経由)する必要があります。
2.解析可能な Android Version (一部制限があります)
4.1、4.2 (Jelly Bean)/3.x (Honeycomb)/2.3 (Gingerbread)
未発表(開発中)Android端末への対応
1.特定企業様向けに移植サービスを実施しております。
2.NDAを前提として御要望に応える体制をとっておりますので、弊社および販売会社様にご相談ください。尚、詳細な資料を用意しておりますのでお問い合わせください。