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イギリス議会が同性婚承認7月17日 11時31分
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イギリス議会は16日、同性同士の結婚を認める法案を承認し、法律は週内にも成立する見通しとなりました。
ヨーロッパでは、ことし5月にフランスでも同様の法律が成立するなど、同性のカップルや結婚を認める動きが広がっています。
イギリス議会の下院は16日、同性婚を認める法案について修正案を承認し、週内にも同性婚を認める法律が成立する見通しとなりました。
イギリスでは、2005年に同性のカップルを「市民パートナー」として登録する法律が施行され、結婚とほぼ同等の権利が認められてきましたが、市民の間では、法律上も結婚としての地位を認めるべきだという声が高まっていました。
ただ、今回の法案では、エリザベス女王が長を務めるイギリス国教会については、教会法で結婚を男女間のものと定めていることから、同性婚の挙式の受け入れを強制しないとしています。
ヨーロッパでは、フランスでもことし5月に同性婚を認める法律が成立したほか、ドイツでも先月、憲法裁判所が、同性のカップルに対して、結婚している夫婦と同様の税制上の優遇措置を認めるべきだという判断を示すなど、同性のカップルや結婚を認める動きが広がっています。
その一方で、敬けんなカトリック教徒などを中心に、各国で同性婚に対して根強い反対運動も続いています。
同性婚を巡っては、アメリカでも先月、連邦最高裁判所が結婚を男女間のものと定めた連邦法の条項を違憲とする初めての判断を示しています。
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