ドキュメント検証
システム開発の上流工程で作成される仕様書などの文書おける『誤理解、抜け/漏れ、理解の難しさ』を改善し、またテストケースとして十分であるかを事前検証するサービスです。
1.ドキュメント検証ツール『ClearDoc』での解析結果のご提供。
2.ドキュメントの品質向上を強力サポート
3.Q&A数や障害数を低減し、開発全体のコストメリットに繋げる。
特長
背景
要件定義や基本設計等、日本語で書かれたドキュメントの現状品質を把握するための解析サービスです。 文の質について、今までは人が読んだ際の「感覚的な判断」で行ってきましたが、文を定量的に計測算出し、品質を可視化します。ドキュメントに書かれた日本語文の「あいまいさ」を計測し、指数で示します。日本語文の「あいまいさ」とは、複雑な文を指しています。この複雑な文は、複数の人が読んだ際に様々な解釈が生まれることがあります。一意にとれない複雑な文ほど「あいまいな文」として「あいまい度指数」が高くなります。
また、仕様項目が「正常系」「準正常系」「異常系」の各項目でどの程度記載されているかを計測分類します。仕様書はテスト工程で参照されるため、設計工程で十分な仕様項目を記載しておく対策が必要となります。この設計工程での十分な仕様項目作成のサポートをドキュメント検証サービスとしてご提供致します。
サービスの流れ
ご契約後、お客様には解析するドキュメントをご提供いただきます。 受領したドキュメントをPROVEQのエンジニアにてClearDocを使い解析します。 解析結果の他、レポートや改善文案を作成し詳細設計以降に有用なドキュメントにするための施策をご提案します。
ドキュメント検証サービスでの成果物
サービス提供では、以下の成果物を作成します。
- ドキュメント検証結果
- 解析レポート
- 改善文案の作成
解析レポートは、記載されている仕様項目の文からドキュメント品質を解析した結果を元に報告書として作成します。解析後の対応としては、解析レポートの統計データから課題や問題のあるドキュメントを選び出します。選び出したドキュメントに対して、明確な文への改善事項や、不足している可能性のある仕様項目への対応策を参考に修正や改善を進めてゆきます。
サービスの契約について
個別対応となりますので、お問合せください。
ClearDocのご紹介
ClearDocの詳細につきましては、別ページをご用意しております。こちらのページをご参照ください。
活用実績
- 社内の運用プロセスの中にClearDocを組込み、仕様書のクリア基準指揮として活用いただいております。
- 開発仕様書に対しドキュメント検証サービスをご利用、仕様書の品質向上にご活用いただきました。
- 3rdベンダーへの外注の際の、仕様書や設計書の納品の基準としてClearDocを活用いただいております。
- 要件定義書と開発仕様書を比較するドキュメント検証サービスをご活用、内容の抜け、漏れ(仕様バグ)の発見にご活用いただきました。