トリチウム9万8000ベクレル 建屋観測用井戸 過去最大値を検出 第一原発
福島第一原発1、2号機タービン建屋東側の観測用井戸の水から高濃度の放射性物質が相次いで検出されている問題で、東京電力は16日、護岸から25メートルの井戸の水から1リットル当たり9万8000ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。同じ井戸からの検出値としては過去最大。
水は11日に採取された。同じ井戸ではこれまで6万9000ベクレルのトリチウムが検出されていた。この井戸から南に65メートル離れた井戸では、同じ井戸での過去最大と並ぶ38万ベクレルのトリチウムが検出された。
(カテゴリー:福島第一原発事故)