街頭演説する安倍首相=15日午後、名古屋市
街頭演説する民主党の海江田代表=15日午前、長崎県佐世保市
安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、参院選の街頭演説で、環太平洋連携協定(TPP)拡大交渉会合に日本政府が23日に初参加する見通しを踏まえ「農林水産業を守る」と懸念払拭に努めた。一方、民主党の海江田万里代表は国益確保を強調してTPPに慎重姿勢をにじませた。生活の党、共産党、社民党、みどりの風は反対の立場だが、みんなの党と日本維新の会は前向きで、野党の対応は分かれている。 首相は三重県桑名市で「農林水産業は国の基だ。しっかり守っていく」と述べた上で「この分野はもっと可能性がある」として、日本の農産物などの輸出促進を図る考えを示した。
2013年07月15日月曜日
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