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最終更新:2013年7月11日(木) 22時59分

独首相、米の電話盗聴に一定の理解

 ドイツのメルケル首相は、地元紙とのインタビューでアメリカのNSA=国家安全保障局が行っていた盗聴活動について初めて触れ、電話などの盗聴に一定の理解を示しました。

 メルケル首相はドイツの新聞「ツァイト」とのインタビューで、NSAの盗聴活動について「報道で初めて知った」と述べました。その一方で、「テロ攻撃を未然に防ぐためには、電話などのコミュニケーションをコントロールすることが不可欠」と述べ、電話の盗聴に一定の理解を示しました。

 ドイツのシュピーゲル誌は、NSAがドイツの情報機関などと連携し、盗聴活動を行っていたと報じていますが、メルケル首相は「情報機関同士は法的な前提を下に協力していて、安全に貢献している」と強調し、ドイツの情報機関を擁護する姿勢を示しました。(11日16:57)

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