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【関西の議論】伝説の踊り子「一条さゆり」とは何だったのか…消えゆくストリップ業界に「光」を 8月に釜ケ崎で十七回忌イベント
「あれだけ一時代を風靡した一条さんが、その晩年を過ごした釜ケ崎でさえ忘れられている。あの時代の熱狂と一条さゆりという踊り子がいたということを若い人たちにも知ってほしい。誰もやらないなら自分がやろうと思って偲ぶ会を企画しました」
伝説の踊り子を偲ぶだけではなく、この機会に自らも身を置いたことがある「ストリップ業界」に光を当てたい-という思いもあった。
「年々観客が減って、ストリップ劇場は今、存亡の危機を迎えています。劇場はもう全国でも20を切っているでしょう。でも、知っている範囲では、現役の踊り子さんがまだ100人ぐらいはいます。今後、業界はどうなっていくのか、どうやって食べていったらいいのか。まだ頑張っている子たちにメッセージを贈れれば。これが私のストリップ屋としての、最後の務めです」
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偲ぶ会は8月3日午後6時半から、大阪市西成区萩之茶屋2、「難波屋」で。十七回忌法要のほか、路上芝居「谷間の百合」(さすらい姉妹)の上演、一条の引退興行に立ち会った舞台俳優・一色涼太さんの語りも。
また、7月22日から8月4日まで、同所で「川上譲治写真展 裸的群像展」を開催。7月27日午後7時から映画「ザ・ストリッパー・墜ちて藍」「血風ロック」の上映会も開かれる。
いずれも問い合わせは川上さん=(電)080・6337・8058=へ。
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