更に詳細な建築物の情報を得るため、現地デベロッパー2社にプロポーザル（提案書）の作成を依頼し、受け取りました（画像参照）。

この段階になると内装と外装で使用される材料や塗装の指定やドアの種類、照明等まで記述があり、具体的なイメージを描くことが可能になってきます。通信設備などの情報など細い記述もされていて、もし変更などがある場合はこのプロポーザルを確認後、デベロッパーに対し要望を出すことも可能です。しかしまだこの段階でのプロポーザルも仕様書までの正確は寸法などが含まれていないため、徐々に依頼者の希望する建築物に近づけていくようにデベロッパーとの交渉が必要不可欠です。

また、工事代金の見積もりも出されました。１社は、１５９６万タカの見積もり、もう１社は２３２３万タカの見積もりでした。かなり価格に差があり、その原因は、建物の仕様の違いでした。
最終的に安いほうの見積もりを出してきた業者を選定したのですが、建物の仕様については、少し価格が上昇しても良いので、もう少し良い仕様とするように打診をしました。

デベロッパーのほうで、当社の要望にしたがい、建物のグレードを上げたうえで、再度見積もりが提示されました。

再度の見積もりは、約１７００万タカであったのですが、そこから細かい箇所について指摘を入れ、値下げ交渉し、最終的に、１６１９万９４００タカで契約を締結しました。

現在、建築確認取得申請中です。