UPDATE 1-米FRB、直ちに債券買い入れ縮小開始すべき─カンザスシティー地区連銀総裁=FOX
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[16日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は16日、連邦準備理事会(FRB)の債券買い入れプログラムについて、労働市場の改善などを踏まえ直ちに縮小に着手すべきとの考えを示した。
総裁はフォックス・ビジネス・ネットワークのインタビューで「(規模や期限を定めない)オープンエンド型の(債券買い入れ)プログラムには費用対効果の面で個人的に疑問がある」と述べた。
また、労働市場の見通し改善や規模が膨らんだFRBのバランスシートに言及し、「買い入れの調整を始める時期に来ている」との見方を示した。
総裁は債券買い入れの早期終了を求める自身の主張が連邦公開市場委員会(FOMC)の中心的な見解から外れていることを認識しているとした上で、縮小の正しいペースについて他の当局者と討議する用意があると述べた。ただ、段階的かつ系統的な形で行うためには時間がかかることから、直ちに着手することが適切との考えを示した。
「個人的に早い時期により速いペースで(縮小を)行うことを主張してきたが、重要なのは(縮小の)プロセスを開始することだ」と指摘。
「段階的に対応するなら、買い入れ調整の開始が2014年にずれ込む可能性もある」とし、「個人的には縮小を始めるに当たってより系統的なアプローチをとることが好ましいと思う」と述べた。
6月のFOMC議事録とともに発表された経済見通しの要旨では、FRB当局者19人のうち約半数が年内の債券買い入れプログラム終了を支持していることが明らかになった。
ただ、実際には大半のメンバーが緩和継続に賛成票を投じる結果となっており、ジョージ総裁は「重要なシグナルはFOMCが示す公式の政策スタンスだ」と述べた。
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