教え子が俺のことをサボテンか何かと勘違いしている
- 1 :お送りします :2008/02/10(日) 19:41:50.64 ID:xOpQApiV0
- 「紅茶どうですか」
「紅茶おいしいよ」
「母は私のことをよくぶちます」
「それはよくないな」
「私は父のことをよくぶちます」
「それもよくない」
「父はIT関連の仕事をしていることがありましょうか。いや、ない」
「扱いに困る子だなあ」
「私のこと苦手ですか?」
「得意ではない」
- 2 :お送りします :2008/02/10(日) 19:43:14.86 ID:DbYFh4Le0
- おや、かようなところにかわいらしいサボテンが
- 3 :お送りします :2008/02/10(日) 19:44:08.49 ID:xOpQApiV0
- 「筋肉痛です」
「ああ、僕も筋肉痛」
「トレーニングですか?」
「トレーニングだね」
「誰を倒すためですか?」
「ああ。うん。君の方は?」
「自主的なトレーニングです」
「誰を倒すために?」
「やらしい」
「ごめん」
- 5 :お送りします :2008/02/10(日) 19:47:21.96 ID:xOpQApiV0
- 「勉強いやだー」
「僕も嫌いだったよ」
「私もその気持ち分かります」
「そうか」
「そうです」
- 6 :お送りします :2008/02/10(日) 19:50:13.02 ID:xOpQApiV0
- 「でも、だからこそ得意になれたんだ」
「ほら見て。プレーリードッグのまね」
「早く済ませたくて効率よくやったんだ」
「プレェーリィー。あははは」
「たまにいい話をすればこうだ」
「先生は嫌いな人と効率よくやるタイプですか?」
「時々よく分からないことを言うね」
- 9 :お送りします :2008/02/10(日) 19:56:02.61 ID:pnKV9FoV0
- すんごいシュール
- 7 :お送りします :2008/02/10(日) 19:52:36.24 ID:xOpQApiV0
- 「あのクッションに座らないでくださいね」
「うん。大事なものなの?」
「あれは先生差別専用なんです」
「へえ。すごい疎外感」
- 11 :お送りします :2008/02/10(日) 19:57:30.30 ID:VwU8y2ivO
- お花畑ってレベルじゃねーぞ
- 10 :お送りします :2008/02/10(日) 19:56:45.84 ID:xOpQApiV0
- 「世界史の課題の量がありえないんです」
「沢山やればいいってわけじゃないよね」
「無茶を言う人はラッコに頭を割られればいいんです」
「君の想像はいちいち愉快だね」
「こっ! こっ! こっ! こっ!」
「にわとり?」
「貝で殴っているんです。こっ! こっ!」
- 15 :お送りします :2008/02/10(日) 20:05:18.52 ID:xOpQApiV0
- 「日本史の課題の量がふざけているんです」
「社会は他にやらせることがないからね」
「光合成するモグラにスコップで突かれればいいんです」
「君も疲れているみたいだね」
「そんなこと言ったって何も出ませんよ」
「褒めたつもりは無いんだけれどね」
「あ、待って。出るかも。出るかも」
「出さないで出さないで」
- 16 :お送りします :2008/02/10(日) 20:06:11.38 ID:tq3yL3Wt0
- なんかいいなこれ
- 18 :お送りします :2008/02/10(日) 20:09:45.72 ID:xOpQApiV0
- 「少し無駄話になるけれど、中学の」
「家庭教師私語すんな」
「今日から空間のベクトルに入ります」
「ああ。矢印のこと嫌いになりそうです」
「キノコかなんかだと思えばいいんだ」
「なるほど」
「納得されてしまった」
「書くときは矢印でいいですよね」
「いいんじゃないかな」
- 19 :お送りします :2008/02/10(日) 20:13:59.04 ID:xOpQApiV0
- 「喜んでください」
「わーい」
「ふふ」
「これは何に対して?」
「このカップは、先生専用です」
「へえ。なんだか嬉しいな」
「私は以前このカップで火傷しました」
「そうなのか」
「このカップは、先生専用です」
「悪かったよ」
- 21 :お送りします :2008/02/10(日) 20:17:00.15 ID:9c9px/nZ0
- じわじわくるなw
- 22 :お送りします :2008/02/10(日) 20:19:17.84 ID:WY+L10V5O
- こういうシュールなの嫌いじゃないぜw
- 23 :お送りします :2008/02/10(日) 20:20:51.34 ID:xOpQApiV0
- 「英語の発音がわかりませんすぎます」
「僕も未だに分からないことがあるよ」
「Fってどうやるんですか?」
「下唇の裏を下歯に当てる感じかな」
「誰の下唇?」
「自分の」
「なんだ。びっくりした」
「僕も緊張した」
- 24 :お送りします :2008/02/10(日) 20:26:34.32 ID:xOpQApiV0
- 「嘘よ! お母さんのおっことぬし!」
「どうしたんだ急に」
「昨晩妹が発した言葉です」
「すごいな」
「すごいです」
- 25 :お送りします :2008/02/10(日) 20:28:22.68 ID:CfbWiZXKO
- これはwwwwwww
- 28 :お送りします :2008/02/10(日) 20:32:53.75 ID:xOpQApiV0
- 「母が私をぶちました」
「どれくらい?」
「私が泣いて止めるくらい」
「それはひどい」
「その私を妹が羽交い絞めにするんです」
「ひどすぎる」
- 29 :お送りします :2008/02/10(日) 20:38:34.18 ID:uxpf+YlTO
- シュールだ・・・・・・・・・・
- 33 :お送りします :2008/02/10(日) 20:41:24.14 ID:VcqxJnmr0
- これを楽しむのか難しいな 高度だ
- 34 :お送りします :2008/02/10(日) 20:43:13.52 ID:xOpQApiV0
- 「ほら。積み上げた本の上にレモン」
「梶井基次郎?」
「ええ。爆発します」
「危ないなあ」
「はは。勉強できないし勉強できない」
「こう見えて僕は危険物を処理する人なんだ」
「へえ」
「黄色を切れば止まる」
「さっすが」
- 36 :お送りします :2008/02/10(日) 20:49:15.45 ID:CfbWiZXKO
- とりあえずサボテンについて詳しく話して欲しいんだけど
- 42 :お送りします :2008/02/10(日) 21:07:59.22 ID:xOpQApiV0
- >>36
教え子はサボテンに話しかけます。
- 39 :お送りします :2008/02/10(日) 20:58:42.89 ID:xOpQApiV0
- 「醤油と間違えてめんつゆを飲んでしまいました」
「僕もコーラと間違えたことがある」
「パッケージをはがさないで欲しいです」
「しょうがないよ。あれ気持ちいし」
- 40 :お送りします :2008/02/10(日) 21:02:12.90 ID:snoheTee0
- なにこのスレ
もっと!もっと!
- 41 :お送りします :2008/02/10(日) 21:03:13.79 ID:xOpQApiV0
- 「昨日ペンギンに飛び方を教わりました」
「あー……あんまり信用しない方がいいよ」
「先生はペンギン嫌いなんですか?」
「いや。好きだよ」
「私とペンギン、どっちが先生を好きですか?」
「うん? ええと、君」
「やったあ」
- 44 :お送りします :2008/02/10(日) 21:13:15.51 ID:+JRZCciFO
- このスレすげー気に入った
- 45 :お送りします :2008/02/10(日) 21:13:39.59 ID:eTWXX7r40
- 教え子が可愛すぎる
- 52 :お送りします :2008/02/10(日) 21:22:12.76 ID:CfbWiZXKO
- こんな妹欲しいな
- 53 :お送りします :2008/02/10(日) 21:29:30.23 ID:dc2V8J3MO
- これは良スレ
- 54 :お送りします :2008/02/10(日) 21:29:41.77 ID:xOpQApiV0
- 「男の人って先生みたいなのばかりですか?」
「うん」
「なら、ちょっと誤解していたみたいです」
「僕も女の人の考えは未だに分からない」
「今度クラスメイトと話してみます」
「がんばれ」
- 55 :お送りします :2008/02/10(日) 21:34:28.67 ID:BCMtfnesO
- 和みきったwww
こんな人になりたいなぁ
- 56 :お送りします :2008/02/10(日) 21:36:49.41 ID:xOpQApiV0
- 「先生は楽器を弾きますか?」
「ギターとハーモニカはそこそこ」
「ええ、そんなことないですって」
「君が否定するのか」
「昨晩私は、blackbirdが弾けるようになりました」
「へえ」
「素直に喜べって」
「おめでとう」
- 59 :お送りします :2008/02/10(日) 21:47:38.57 ID:xOpQApiV0
- 「失敗しました」
「どうかしたのかい」
「隣の人に、話しかけてみたんですよ」
「ほう。どんなことを?」
「今朝見た夢について。でも反応がいまいちで」
「どんな夢だったんだい?」
「アライグマに窒息死させられそうになります」
「それは、こわい」
「それでカンガルーが、私の顔にヒトデをぺたぺたと
貼り付けてくるんです。ヒトデは分裂しはじめる」
「初めてでその話題は、ちょっと難易度が高すぎたな」
「嫌われましたかね?」
「いや。きっと照れ屋なんだよ」
- 60 :お送りします :2008/02/10(日) 21:48:28.26 ID:/SIYsEXL0
- ナイスフォロ・・・ナイス・・・ うん ナイスフォロー
- 62 :お送りします :2008/02/10(日) 22:02:25.46 ID:vK7xtmZa0
- このスレ好きだなあ。
- 69 :お送りします :2008/02/10(日) 22:18:22.74 ID:xOpQApiV0
- 「先生は私の母の娘をどう思いますか?」
「愉快な子だと思うよ」
「ですよね」
「壁越しに見るとすごい可愛い」
「それ壁です」
「遠まわしに聞くね」
「急がば回るんです」
「なるほどね」
「くるくる」
- 72 :お送りします :2008/02/10(日) 22:25:16.05 ID:eRUXrYsz0
- kurukuru!!!!
- 73 :お送りします :2008/02/10(日) 22:27:05.87 ID:CfbWiZXKO
- それ壁ですwww
- 71 :お送りします :2008/02/10(日) 22:23:32.91 ID:xOpQApiV0
- 「うちにくる家庭教師の真似」
「上手い上手い」
「うちにくる家庭教師の真似」
「そんな顔してるかなー」
「してるんです」
「小躍りする教え子の真似」
「あー……。似てます」
「ドライブ、ドライブ」
「特徴を掴んでます。よく見てますね」
「フィニッシュ。ああ恥ずかしかった」
「私もちょっと恥ずかしかった」
- 74 :お送りします :2008/02/10(日) 22:39:59.50 ID:xOpQApiV0
- 「今日は隣の人と話しました」
「へえ。どんな話?」
「彼が見た夢の話です」
「どんな夢だったって?」
「私がヒトデをアライグマに投げつけるそうです」
「すごいな君たち」
「こんなの初めてです」
「頻繁にあったら考え物だからね」
「先生は私の夢を見ますか?」
「勉強の合間に、談笑している夢だよ」
「いつも通り?」
「いつも通り」
「くるくる」
「そう」
- 75 :お送りします :2008/02/10(日) 22:49:58.52 ID:xOpQApiV0
- 眠ります、終わります
- 77 :お送りします :2008/02/10(日) 22:50:46.62 ID:/SIYsEXL0
- 先生、またね