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7月米住宅建設業者指数、7年半ぶり高水準

2013年 07月 17日 00:53 JST
 
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[ニューヨーク 16日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が16日発表した7月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は57と前月の51(改定値)から上昇し2006年1月以来の高水準となった。

住宅ローン金利の上昇にもかかわらず、供給ひっ迫と堅調な需要で住宅セクターの回復が加速していることを示した。

ロイターのまとめたアナリスト予想は52となっていた。同指数は前月、2006年4月以来初めて業況判断の分岐点となる50を上回った。

住宅販売指数も5ポイント上昇し60と、2006年初め以来の高水準。

向こう半年の一戸建て住宅販売見通し指数は前月の60(改定値)から67に上昇、潜在的な住宅購入者の動きを示す指数も45と5ポイント上昇し、そろって2005年末以来の高水準となった。

NAHBのジャドソン会長は声明で、全ての地域で建設業者指数に改善が見られたほか、住宅販売などの指数も堅調な伸びとなったことが特に心強いと指摘した。

NAHBの首席エコノミスト、デービッド・クロウ氏は声明「中古住宅の在庫が引き続きひっ迫するなか、購入意欲の強い買い手が増えていることを建設業者は確認している。建設資材コストの大幅な上昇も収まり始めた」と語った。

 
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