UPDATE1: 6月のユーロ圏CPI改定値は前年比+2.7%、燃料と電力価格が上昇
[ブリュッセル 14日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が発表した6月のユー
ロ圏のEU基準消費者物価指数(CPI)改定値は、前年比2.7%上昇した。市場予想
も2.7%上昇だった。
燃料と電力価格上昇が前年比での上昇の主因。寄与度は輸送用燃料が0.45%ポイン
ト、ヒーティングオイルが0.16%ポイント、電力が0.13%ポイント、ガスが
0.10%ポイント。
前月比では、航空運賃、ホテルが上昇した一方、衣料や野菜類が下落した。
欧州中銀(ECB)がコアインフレとしているエネルギーと未加工食品を除く指数は、
前月比プラス0.1%、前年比プラス1.8%となった。
(%、M/Mは前月比、Y/Yは前年比)
6月 5月 4月 3月 12カ月
EMU-17 CPI 比重 M/M Y/Y Y/Y Y/Y Y/Y 平均
総合 1000 0.0 2.7 2.7 2.8 2.7 2.3
─除くエネルギー 896.4 0.1 1.8 1.8 1.8 1.5 1.4
─除くエネルギー、
未加工食品 822.8 0.1 1.8 1.7 1.8 1.5 1.3
―除くタバコ 975.2 0.0 2.7 2.7 2.8 2.6 2.2
─除く食品、エネルギー、
アルコール、タバコ 703.4 0.1 1.6 1.5 1.6 1.3 1.2
*詳細は、以下のEU統計局のホームページでご覧になれます。
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