県内のスポーツ

  • Check

高萩選手、日本代表に J1広島、いわき出身 サッカー男子本県出身で初

 日本サッカー協会は15日、東アジア・カップに出場する男子日本代表23人を発表し、いわき市出身の高萩洋次郎選手(26)=J1広島=が初選出された。
 県サッカー協会によると本県出身選手が男子日本代表に選ばれたのは初めて。大会は20日に韓国で開幕する。
 高萩選手は植田スポーツ少年団、植田中時代に広野・楢葉町のJヴィレッジサッカースクールに通い、技術を磨いた。中学3年のときにサンフレッチェ広島ユースに入団し、平成15年には16歳8カ月でJ1広島の公式戦に最年少で出場。J1には12日現在で通算133試合に出場し18得点。今シーズンはMFとして得点チャンスを数多く演出し、自らも3得点を挙げている。これまで16歳以下、17歳以下、18歳以下、19歳以下、21歳以下の各年代別日本代表に選出された。
 東日本大震災でいわき市の実家が津波被害に遭い、被災者支援にも積極的に取り組んでいる。6月16日に東京都の国立競技場で行われた復興支援スペシャルマッチにも先発出場した。
 初の日本代表入りを果たした高萩選手は「来年のブラジルワールドカップに向けてアピールできるよう頑張ります」とのコメントを発表した。

カテゴリー:福島のスポーツ

福島のスポーツ

>>一覧