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北朝鮮船からミサイル部品か
7月16日 19時30分

大西洋と太平洋をつなぐ中南米のパナマ運河で、キューバから北朝鮮に向かっていた船の積み荷から、ミサイルの部品とみられるものが見つかり、パナマの捜査当局は船員を拘束して詳しく調べています。

パナマのマルティネリ大統領は15日、ツイッターで「届け出のされていない軍需品が積まれた北朝鮮の船を摘発した」と発表し、ミサイル部品とみられるものの写真を公開しました。
マルティネリ大統領が、地元のラジオ放送で語ったところによりますと、キューバから北朝鮮に向かうためパナマ運河を通過しようとした北朝鮮の船を臨検しました。その結果、大量の砂糖が入ったコンテナの中から、高性能ミサイルの部品とみられるものが見つかったということです。
検査官が船に乗り込もうとしたとき、乗組員30人余りが激しく抵抗したほか、船長は自殺しようとしたということで、パナマ当局は乗組員を拘束して詳しく調べています。
国連安全保障理事会の決議で、各国は北朝鮮の貨物船に対する検査を義務づけられていますが、通常は事件の全体像を把握するため、武器などが発見されても直ちに公表されることは少なく、今回のように大統領みずからが公表することは極めてまれなことです。

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