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外相 ヨルダンで原発技術をPRへ7月15日 4時20分
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岸田外務大臣は、今月下旬に中東諸国を訪問する際、原子力発電所の建設を計画しているヨルダンに対し、日本の原子力関連技術の高さを説明し、日本企業の受注を後押ししたい考えです。
岸田外務大臣は、今月下旬、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンを訪問し、中東和平や日本からの経済協力などについて意見を交わすことにしています。
このうち、ヨルダンでは、原子力発電所の建設が計画されており、日本とフランスの共同出資の企業と、ロシアの企業が受注を争っています。岸田大臣は、ヨルダンの閣僚との会談で、日本の原子力関連技術の高さと東京電力福島第一原子力発電所の事故後、安全性の向上に取り組んでいることを説明し、日本企業の受注を後押ししたい考えです。
日本の原子力関連技術の輸出を巡っては、安倍総理大臣が、ことし5月に中東諸国を訪れた際も、トルコやUAE=アラブ首長国連邦との間で原子力協定を締結することで合意しています。こうした動きに対し、野党などからは原発事故への対応が続いている中で、慎重に対応すべきだという批判が出ていますが、安倍政権は、世界で原発の安全性の向上に貢献していくことは日本の責務だとして、積極的に取り組んでいく方針です。
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