リリ「ほら、早く歩きなよ！」
あたしに付けられた首輪のリードを乱暴に引っ張りながら 校舎内に連れ込む。何であたしがこんな仕打ちを受けなくちゃ いけないんだよ畜生・・・。
腸内にガスが溜まる薬を飲まされ、尻に栓をされたせいで、 まるで腹が風船のように膨らみだしている・・・。既に腹は パンパンだ。
学校の廊下に入る・・・
なんだ？壁に何かいっぱい貼ってある・・・そう気づいた時、 あたしは愕然とした。一瞬何が起こっているのか分からず 立ち尽くしていた。
マドカ「な、なんだよこれ・・・。」
リリ「あ、これ？チビに頼んで貼ってもらったんだ。」
チビ・・・？チユのことか！
廊下にはあたしの・・・厳密にはあたしら3人の無様な姿の ポスターが壁という壁に貼られていた。よく見ればなるほど、 チユのポスターはあたしのとは違って地面の近くや、他のポスターに隠れた場所に多く貼られている。あいつめ・・・自分が貼っているからってふざけやがって。リリをぶっ殺す時、ついでにボコボコに してやる・・・。
チユがそんな貼り方のせいで、あたしの、「屁で黄粉を巻き上げている」無様な姿が見えやすい位置に多数貼られているように感じる。
ミチュの「ケツ穴丸出し踊りポスター」よりも多い気がしてならない・・・。
リリ「運動部が朝、学校に来るだろうから、早めに剥がさないと最悪だよ？アンタがオナラ変態ケツ毛女って事ばれちゃうからねｗ」
そうだ、今朝は休みだとはいっても、運動部は学校に来るはずだ。 部室は校舎には無いから、ここに入ってくることは無いだろうけど、 万一誰かが入ればもうおしまいだ！時間的にももう朝になる。
あたしは、自分の放屁姿のポスターに囲まれながら、リリに従ってついて行くしかなかった。