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2013年7月15日(月) 東奥日報 ニュース



■ 「争点ぼかしだ」野党陣営、一斉に批判

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 「争点ぼかしだ」「手ぶらで来たも同然」−。14日、青森市で行った街頭演説で安倍晋三首相は、本県に影響が大きい環太平洋連携協定(TPP)や原発問題、県民生活に直結する消費税増税問題に触れずじまい。野党陣営からは一斉に批判の声が上がった。

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 「安倍首相は、大企業だけが大もうけしているアベノミクスを大宣伝して帰ったというが、地方に効果のない政策の話をしても県民の心に響かない」。同日、青森市内の街頭演説で、生活の党の平山幸司候補は首相批判を展開。取材に対しても、「消費税増税、TPPなどに関して説明責任を果たしていない」と断じた。

 安倍首相の演説を伝え聞いた工藤信候補も「重要5品目を守れなければTPP参加交渉から撤退するのか。これを県民は聞きたいはず。農産物の輸出も、具体策を示すべきだ。当たり障りのない話をするなら、手ぶらで来たも同然だ」と不快感をあらわにした。

 街頭演説などでTPPや原発、消費増税を取り上げて反対している共産党の吉俣洋候補は「わざわざ総理が来て県民の前で語れないのは、自民党の行き詰まった実態を示している」と批判。

 みんなの党の波多野里奈候補は「首相がはっきりと主張しなければ、国民はまた政治不信に陥る」と指摘した。

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