2013年07月16日
海上自衛隊よりお知らせがあります。

2013/07/16 平成22年度護衛艦の命名・進水式について(PDF)
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/info/news/201307/071601.pdf

平成22年度護衛艦「いずも」

・・・8月6日に進水するヘリコプター搭載型護衛艦(計画名22DDH)の艦名がPDFファイルには黒塗りされていましたが、ドラッグ&コピーで「いずも」と書かれてある事が判明してしまいました。PDFファイルの取り扱いミスで「命名式終了まで公表を控えさせていただきます」とある秘密の艦名が発覚しています。(追記:現在は既にPDFファイルは修正済み)

いずも=出雲(山陰地方の旧国名。現在の島根県東部)

出雲(装甲巡洋艦)- Wikipedia 

飛鷹 (空母) - Wikipedia 

旧海軍からの艦名継承は装甲巡洋艦「出雲」になります。またヘリコプター護衛艦「ひゅうが(日向)」「いせ(伊勢)」との絡みで伊勢神宮・出雲大社の日本神話繋がりや、旧海軍の客船改装空母「飛鷹」の客船時の予定船名「出雲丸」を思い起こさせる命名だと思います。
18時00分 | 固定リンク | Comment (15) | 軍事 |

2013年07月15日
7月14日(Quatorze Juillet)はフランスでは国民の休日、バスチーユ監獄襲撃を記念する日でした。なおパリ祭は日本だけの呼び名です。毎年この日は凱旋門とシャンゼリゼ通りをフランス軍がパレードで大行進し、最新鋭戦車の大群が路上を埋め尽くします。其処で今年の様子を紹介したかったのですが、フランス軍は動画をUPしてくれていなかったので、数年前のパレードの様子を紹介したいと思います。


Défilé 14 juillet 2006 Paris

2006年パリ祭の軍事パレードの様子です。ロワレ県オリヴェに駐屯するフランス陸軍第6-12胸甲騎兵連隊のルクレール戦車がシャンゼリゼ通りを埋め尽くしています。


Char Leclerc dans Marseille (1er cuirassiers, 3e escadron)

こちらは2004年パリ祭の様子。パレードに向かう途中でしょうか、ブーシュ=デュ=ローヌ県に駐屯する第1-11胸甲騎兵連隊の第1胸甲騎兵戦闘群、第3中隊のルクレール戦車です。欧州の戦車はフランス軍に限らず市街地を移動する事が多いのでウィンカーやブレーキランプも完備していますが、フランス軍のルクレール戦車の場合は回転赤色灯も付けてばっちりです。ところで動画の後半から十字路を曲がるの、ちょっと速過ぎるような・・・覆帯で道路が痛みそうな気がしますけれど、いいんでしょうかね?
20時47分 | 固定リンク | Comment (34) | 軍事 |
2013年07月14日
ヘリコプター護衛艦でも運用できる垂直離着陸戦闘機「F-35B」を艦載戦闘機として導入しようとする動きが政府内にあると報道されています。

日本政府、艦載機として新たに「F-35B」導入を検討 - FNNニュース
>日本政府は、2020年代半ば以降の導入を目指し、検討している。


日本政府、艦載機として新たに「F-35B」導入を検討(13/07/14)

報じているのがFNNニュースのみで具体的な話ではないのですが、注視して行きたいと思います。建造中のヘリコプター護衛艦「22DDH」ともうすぐ起工予定の「24DDH」は現行の全通甲板型ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」「いせ」より大きく、F-35B搭載の噂は以前から出ていましたが、政府が検討という話となって出て来たのはこれが初めてになります。

また「ひゅうが」の時点で飛行甲板は耐熱処理済みの仕様である可能性が高く、ヘリコプターではなく排気が下を向く垂直離着陸機(ハリアー、オスプレイ、F-35B)の運用はずっと以前から考えられていた事であるのかもしれません。もしもF-35B導入となるとそれを支援するオスプレイの早期警戒型や空中給油型も導入検討の対象になり得ます。

ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」の飛行甲板は耐熱処理済みか(JSF) - Y!ニュース

F-35B
※米海兵隊より、F-35BライトニングU
02時09分 | 固定リンク | Comment (297) | 軍事 |
2013年07月13日
日本に配備される第二のオスプレイ飛行隊は輸送船に積み込まれ、15日にカリフォルニアを出港する予定です。輸送船は今月末に山口県岩国基地に到着して、荷上げしたオスプレイは点検整備の後に沖縄県普天間基地に自力飛行移動します。

DVIDS - News - Pack ‘em up, ship ‘em out; VMM-363 ships aircraft to Japan


Preparing to ship Ospreys to Okinawa, Japan

日本行きの輸送船に積み込まれたのはVMM-363「レッドライオンズ」の機体です。この部隊は以前ハワイのカネオヘベイ基地に居たHMH-363で、使用していた重輸送ヘリコプターCH-53Dシースタリオンの退役に伴いアメリカ本土西海岸でMV-22Bオスプレイへの機種転換訓練を受けていました。当初の予定ではハワイに戻る筈でしたが、沖縄配備に変更されたようです。

昨年の最初のオスプレイ日本配備ではVMM-561「ペールホース」の機体が送られて、普天間基地への配備に合わせてVMM-265「ドラゴンズ」へ部隊名を変更し、以前から普天間に居たHMM-265の部隊名を継承しています。名前だけ継承し機材と人員は丸ごと入れ替えています。今回もVMM-363「レッドライオンズ」は普天間配備に合わせてVMM-262「フライングタイガース」に名前を変更し、司令官機は虎のマークを尾翼に塗って伝統を引き継ぐのでしょう。

タイガース
※第三海兵遠征軍より、HMM-262「フライングタイガース」司令官機。CH-46Dシーナイト。

でもこの虎柄をそのままオスプレイに塗る事は出来るのでしょうか・・・?
20時18分 | 固定リンク | Comment (34) | オスプレイ |
2013年07月11日
7月10日、ノースロップ・グラマン社が開発中のアメリカ海軍ステルス無人攻撃機X-47Bが地上基地から発進し、大西洋上の空母ジョージ・ H・W.・ブッシュへの着艦に成功しました。史上初の出来事であり、本格的な無人攻撃機の空母艦載運用が可能であることを実証しました。そして続いて空母からのカタパルト発進→着艦も成功させ、2連続で着艦に成功しています。

X-47B Makes First Arrested Landing at Sea - U.S.Navy


X-47B Completes First Carrier-based Arrested Landing


X-47B Completes First Carrier-based Arrested Landing (2)


X-47B Completes First and Second Carrier-based Arrested Landings


X-47B Completes Second Carrier-based Arrested Landing

X-47Bは従来の遠隔操縦を行う方式の無人攻撃機と異なり、有人戦闘機の指揮官機から簡単な指令を受け取った後は半自律的に行動する事が可能です。これまでの無人攻撃機は不正規戦への投入用で正規軍相手には通用しない代物だったのに対し、X-47Bは前述の運用方法と高いステルス能力により敵正規軍への攻撃が可能になります。これは今後の戦争の形態を変える存在となり得るもので、アメリカ以外でもイギリス(BAEタラニス)、フランス(ダッソーnEUROn)、ロシア(MiGスキャット)、中国(利剣)といったように各国でも艦載型ではないですが同様の性能を持つステルス無人攻撃機を開発中です。

(2013年05月15日)アメリカ海軍の無人攻撃機X-47Bが空母からのカタパルト射出試験に成功
(2012年12月02日)アメリカ海軍の無人攻撃機X-47Bが地上からのカタパルト射出試験に成功
04時03分 | 固定リンク | Comment (82) | 軍事 |