天然ニホンウナギの卵、世界初公開

天然ニホンウナギの卵、世界初公開

最新ニュース

天然ニホンウナギの卵、世界初公開

< 2011年7月10日 18:49 >
ブックマーク この記事をはてなブックマークに追加 この記事をYahoo!ブックマークに登録 この記事をBuzzurlに登録 この記事をlivedoorクリップに登録 この記事をdel.icio.usに登録 この記事をtwitterでつぶやく

 天然のニホンウナギの卵が10日、世界で初めて公開された。

 東京大学などの研究グループは先月29日、太平洋のマリアナ諸島沖で天然のニホンウナギの卵約150個を採取することに成功し、そのうち7個を10日に公開した。

 卵の採取に成功したのは、09年5月に31個を採取して以来2度目だが、前回は遺伝子を解析するために全ての卵を使ってしまったため、実物が公開されるのは今回が世界で初めてとなる。

 今回の採取を通じ、ウナギが産卵するのは深海ではなく水深150~200メートルの表層部分であることや、新月の2日から4日前にほぼ毎晩、産卵が行われていることがわかったという。

 産卵が行われる場所や時期を特定し、ウナギの生態を明らかにすることで、卵から育てる「完全養殖」でのウナギの量産化につながることも期待されている。

注目ワード
採取 マリアナ諸島沖 世界初公開 産卵 表層部分

※「注目ワード」はシステムによって自動的に抽出されたものです。

【関連記事】
2011.03.25 21:03
卵が6年ぶり高値 一キロ当たり250円
2011.03.11 09:06
はやぶさ採取の微粒子 新たな画像公開
2011.02.02 02:13
世界初の発見、太平洋で天然ウナギの卵採取
2010.12.09 19:29
猛暑などで卵の卸売価格上昇
2010.08.19 13:05
卵3億8000万個を自主回収 米国

News24トップへ戻る

日テレ24最新ニュース

PR広告

スポンサー広告