福島のニュース

波打ち際、3年ぶり歓声 いわき・四倉海水浴場で海開き

3年ぶりに海開きした四倉海水浴場で、波打ち際を駆け回る子どもたち

 「海の日」の15日、福島県いわき市の四倉海水浴場が3年ぶりに海開きした。波打ち際ではしゃぎながら駆け回る子どもたちの姿が、久々に戻った。
 同海水浴場周辺は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。福島第1原発から35キロの距離ということもあり、2011年と12年は海開きを見合わせた。
 友人2人と訪れた同市四倉中3年の高木直君(14)は「中学生になって初めて海水浴に来た。観光客が以前のように戻ってほしい」と話した。
 砂浜には「毎時0.05マイクロシーベルト」と時刻ごとの空間放射線量が表示された。海水に含まれる放射性セシウムは検出下限値未満だった。
 市内では同日、昨年に続いて勿来海水浴場もオープンした。四倉、勿来の両海水浴場は8月18日まで開設される。


2013年07月16日火曜日


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