タルーロFRB理事:量的緩和の縮小は景気動向次第
7月15日(ブルームバーグ):タルーロ米連邦準備制度理事会(FRB)理事は15日、金融当局が月850億ドルの債券購入を縮小させる計画について、経済が成長を続けるかどうか次第だと述べた。
タルーロ理事はワシントンで、月間の購入ペースの変更は「データに左右され、景気次第だ。景気動向に進展が見られれば、判断を下す」と発言。「何が起ころうと、われわれは購入額変更の時期を特定していない。いずれにせよ、金融政策は非常に緩和的な状態にとどまるだろう」と語った。
同理事はオンラインメディア、ポリティコ主催のブリーフィングで、「当局が購入してきた証券の売却には誰も言及していない」と述べた。
原題:Tarullo Says Any QE Tapering Would Depend on Gains inEconomy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Craig Torres ctorres3@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/15 23:29 JSTニュース一覧
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