A skater's soul

フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

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プリンスアイスワールド東京公演に行ってきました。


一番の目的はプルシェンコ!


でも残念なことに、腰の手術後まだ痛みがあるということで出演をキャンセルううっ...


替わりにジュベールが来てくれましたいえー


これはまた次回書くとして、今一連の騒動がありますから、罰ゲームみたいな思い出にならないといいな


ぁ・・、と思い、出掛けたのですよ。


あの安藤選手とあの南里君が同じショーに出るんですから。



~ここから先は少し毒吐きますので、今ほんわかはっぴぃの方はお帰りを~キスマーク



そして、少し前、numberにこんな記事が上がりました。


http://number.bunshun.jp/articles/-/515940

ソチ五輪 雪と氷の情熱 

ママとなった安藤美姫に感じた力強さ。
「母の強さ」をナメちゃいけない!


タイトルだけで大体、何が書いてあるか想像できると思います。


う~ん、そしてごめんさない。今の美姫ちゃんの状況を鑑みれば、あたしでもこれくらいの記事は


書ける思うよ。想像でも。


そして、この記事を引用しながら、彼女の演技に母の慈愛を見た、と書いた別記事も見ました。



こんな拙い小ブログですが、読んでくれている人の中に、「お母さん」はたくさんいると思います。


初めての出産を終えて3ヶ月、こんなに称えられるほど強い人間になっていましたか~?


「母」になったあたしをナメてもらっちゃ困る、と言える位、パーソナリティが激変しましたか~?


(もちろんこれは美姫ちゃんが言った言葉ではなく、この記事の作者の言葉ですが)



私は、第一子は母乳を与えている間はホントに疲弊し、辛くてしかたなかったです。


頼りない乳飲み子が生き延びるのは自分次第なんだ、と強烈なプレッシャーを感じていました。


でも、日々可愛くなるわが子を見ながら、少しずつ少しずつ子供がいる暮らしに慣れて、


少しずつ少しずつ自分がお母さんになっていったと思います。


当然、美姫ちゃんの、未婚で出産しオリンピックを目指すという途方もない人生と比較するのは


難しいです。凄まじい覚悟をした上で決断し、行動した訳だから、短期間での激変もあるのかもし


れないですけど・・・。




彼女はアスリートです。


母になったからといって、早く走れるわけでも、高く跳べるわけでもない。


好結果につなげる強いメンタルと有効な時間の使い方くらいは手に入れたという事でしょうか。


そして、彼女はアスリートです。


フィギュアスケートという特殊性のあるスポーツであるが故、母であること・・から来る感性が


演技に深みを与える、とか慈愛がにじみ出る、というのはあるのかも??しれないけど、


(ないかもしれないよ)


彼女をアスリートとして本当に成長させるのは、たぬまぬ努力とトレーニングのみですよ。




私というひねくれたパーソナリティからしたら


母になった=スケーターとして強くなった  

母になった=演技に深みが出た


なんていうのはとんでもない短絡思考で、以前お笑い上がりのタレントが真央ちゃんに言い放った


「エッチしなきゃミキティやキムヨナには勝てないよ。
棒っ切れが滑ってるみたい。女になって表現力を身に付けて欲しい。」


という下品な発言と論法は全く一緒。


(産んで競技能力が上がるという確固とした根拠があるなら、女性アスリートはドーピングのように    

 子を産むわな)




以前の記事にも書きましたが、私は美姫ちゃんが未婚で出産したことや、父親を明かせない事を


誹謗する気は全くありません。


だけど、時代の女性リーダーのように持ち上げる気持ちもさらさらありません。


とても個人的な話であって、彼女の家族が良ければいいこと。


彼女が凄まじいトレーニングをやってのけた後に自力で五輪切符を手に入れたとき、


いえ、手に入れられなくても、そこまでの努力が見えたとき


初めて彼女の生き方が思い切り賞賛されるんじゃないですかね。


(褒めるのはいつ??「今じゃないでしょっ!」てか顔に縦線


もちろん、アスリートの女性として、ですよ。


一般女性だったら、まずは子供を育ててそこから社会復帰した方がよいから。



美姫ちゃんを、罵倒したり中傷したりするのは、恥ずべきこと。


おっさん目線で産んだ事を支持しますか?とか、あったまわりぃアンケートを取ろうとした


くそじじいは軽蔑するし、子供本人のことを考えると未婚であることには賛成しかねるけど


人様の事情は分からないから、詮索はできない。



だけど、なんでこんなに、産んだだけで母として称えられるのかは全く疑問です。


あ、これはアスリートとして・フィギュアスケーターとしてです、あくまでも。




今日(もう昨日か)観て来た美姫ちゃんの「アメージンググレース」、ジャンプは2つとも失敗でし


た。ひとつはすっぽ抜け、ひとつは着地で転倒です。


でも、他は良かった。腕の使い方も優雅で、スケーティングもなめらかになっていました。


しっとりとした演技にうっかり(笑)感動してしまいました。


これはいけるかもしれない?し、間に合わないかもしれない、と思いました。


でも、この演技、少なくとも母になったから上達したわけではないよ。


8歳から25歳までトレーニングしてきた貯金と、この2ヶ月必死で取り戻そうとした結果でしょう。


それでも、荒川さんの完成度にはほど遠く、かなこちゃんよりは一日の長を感じました。



ふれあいタイムでは、美姫ちゃんにもプレゼントを渡しました。


演技を見て感じるものがあったら渡そうと準備していたものです。


そして、チョー上から目線で


「ここからが正念場だから頑張るんだよ」と言いました。


あの穏やかで可愛い笑顔を見ちゃうと、つい「頑張れ」としか言えねぇ


ただ、「世のお母さんを応援したい」と”ママへ”とかいう曲を滑ったと聞いたとき


(あたしもシングルマザーだけどペーペーのお前に応援される筋合いはない)と腹が立ったので


上から目線で「頑張れよ」と言い放った次第です顔に縦線



A skater's soul



これまで、なんで私はこの件が心に引っかかるんだろう、と思ってました。


基本、他人のことが気になるタイプではないので。


(ここから、作文二日目で若干頭クリアです)


私は、これまで社会でがつがつ働くのに、母を武器にしたことはありません。


そもそも、一般社会では武器どころかマイナス要素で、


「子供がいるんで~(言い訳)」これやっちまったら、使えない奴として後々クビになる。


だから、母である雰囲気は抹消してますよね、普通。


あぁ、○○さんて子供いたんだ?!と後で思われるように働かなければ一丁前じゃないもん。


子育てほったらかして、男並みに働くことが偉いと言ってるわけじゃないですよ。


仕事場にいたら、母だろうが男だろうが若者だろうが、関係ないということ。


スケーターだから、母であることが有利だとしたら、なんて羨ましい職業なんでしょ青首大根


でへ言っちゃった


ここまで「母」をフォーカスすること自体、おっくれてるぅ~って感じなんですよ。


あたしら、そんなこと普通にやってきたんで。


こんな安い「母親賛歌」は、悪いけど気持ち悪いんだよね。


(ただ、働く母とその子供をバックアップする体制は社会のしくみとして必要だとは思ってますよ)




よぉ、マスコミさんよぉ、顔 (今日はキャラ変でいきます)


お前らがちまちまと小ざかしいことするから、めんどくせぇことになってんじゃんよ~


褒められたもんじゃないことした奴は、褒めんでいい。


褒め称えるべき名もなき人なんて、周りにいっぱいいるさ。


誰の何に得になるの?か、美化しすぎなんだよ。


それでなきゃ、彼女自身への反発のバッシングもそれほどは起きなかったはず。


少なくとも、私(母であり、シングルであり、女性である)は彼女へのバッシングが女性の生き方


に対する蔑視だなんてこれっぽっちも思わなかった。


私は、「アスリート安藤」の行動規範しか語るつもりはない。


憤る感情の本質はここなんだよ。


一見「高尚なテーマ」に見せかけられる、女性の人権や女性差別にすりかえて、


いっぱしのジャーナリストぶりたいようにしか見えないよ。


差別意識を煽る人ほど、差別主義者だってこと、あるんだよ。


あんたらが、祭られる対象にし、叩かれる対象にもしたんじゃないの??




切なかったのは南里君。


5月の横浜のプリンスアイスワールドの時は笑顔でたくさんしゃべってくれたよね。


今日はジャンプは全滅、ふれあいはほぼすっ飛ばしで、カーテンの向こうに消えていった。



金曜日は二人をひとつの画面に収めたくてテレビカメラが入ったそうで。


全く馬鹿げてる。


もう、ほっとけ。










P.S.

あ~毒吐きましたかね~

すこぶる精神は明るく安定してるので

フォースの暗黒面に落ちたとは思わないんですけどね~~hate



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