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仏脱線 レール継ぎ目の金属部品が原因か
フランスのパリ郊外で列車が脱線し6人が死亡した事故で、フランス国鉄は13日、レールの継ぎ目の金属部品が外れていたことが脱線につながった可能性があるとみていることを明らかにした。
この事故はパリ郊外のブレティニ・シュール・オルジュ駅付近で7両編成の列車のうち4両が脱線し、6人が死亡、22人が重軽傷を負ったもの。
フランス国鉄は13日、駅の手前、200メートルの地点の線路の切り替えポイントにあるレールの継ぎ目の金属部品に問題があったとみていることを明らかにした。
その上で、「この金属部品が本来あるべきところから外れてポイントの中心にあったため車輪が通過するのを妨げ、脱線が起きたようだ」という見方を示している。
現地時間の正午には、フランス国内の全ての国鉄駅で、1分間、黙とうが行われ、利用客や駅員が犠牲者の冥福を祈った。
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