ポイント部分の部品破損か…フランス列車脱線事故(07/14 00:16)

 フランス・パリ近郊で発生した列車脱線事故で、フランス国鉄は、線路のポイント部分の部品が壊れていたことが事故原因となった可能性があると発表しました。

 日本時間の13日に、パリ近郊のブレティニシュールオルジュの駅で、ホームを通過しようとした急行列車が脱線し、6人が死亡、少なくとも30人がけがをしました。事故直後、フランス国鉄は、列車は駅の約200メートル手前にある軌道を切り替えるポイントで脱線したとしていましたが、その後、この部分の部品が壊れ、事故を引き起こした可能性があると発表しました。部品は重さ10キロほどの金属製の板で、線路上のポイント部分でレールとレールをつなぐとめ具のような役割を果たすものですが、これがはがれて本来の位置から外れてしまっていたということです。フランス国鉄は、別の路線のものも含めた約5000個を点検するとしています。

番組スペシャル動画

教えて!あの街あの情報

防災リンク集