仏列車事故 3・4両目が脱線7月13日 12時58分
フランスのパリ郊外の駅で列車が脱線して少なくとも6人が死亡した事故で、列車は初めに3両目と4両目が脱線して駅のホームに乗り上げたあと、後方の車両も次々に脱線したということで、警察などが事故の原因を詳しく調べています。
パリ南部にあるブレティニ・スール・オルジュの駅で、12日午後5時すぎ、日本時間の13日午前0時すぎ、パリからフランス中部のリモージュに向かっていた7両編成の列車が脱線し、一部の車両は通過していた駅のホームに乗り上げて反対側の線路に突っ込みました。
列車にはおよそ380人が乗っていて、これまでに少なくとも6人が死亡、30人がけがをしており、このうち8人が重体だということです。
フランス国鉄は、これまでの調査の結果、列車は初めに3両目と4両目が脱線して駅のホームに乗り上げたあと、後方の車両も次々と脱線したと説明しています。
また、列車は時速およそ140キロで走行していましたが、これは決められた範囲内の速度で、警察などは、スピードが出すぎていたわけではないのになぜ激しい脱線事故が起きたのか、原因を詳しく調べています。
フランスでは、本格的な夏休みの時期を迎えて多くの人が列車で旅行する時期なだけに、大きな衝撃が広がっています。
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