トップページ国際ニュース一覧パリ郊外列車脱線 死傷者多数
ニュース詳細

パリ郊外列車脱線 死傷者多数
7月13日 6時52分

パリ郊外列車脱線 死傷者多数
K10030186111_1307130620_1307130628.mp4

フランスのパリ郊外の駅で、12日午後(日本時間13日未明)、列車が脱線して一部がホームに乗り上げ、少なくとも6人が死亡し20人以上が大けがをしました。

フランスのパリ南部のブレティニ・スール・オルジュの駅で、12日午後5時すぎ(日本時間13日午前0時すぎ)、パリからフランス中部のリモージュに向かっていた列車が脱線しました。
フランス国鉄によりますと、この列車は7両編成でおよそ380人が乗っており、高速のまま駅の構内に入り、後ろの4両が脱線したということです。
中には、横倒しになったりホームに乗り上げたりした車両もあります。
この事故でバルス内相は、当初7人が死亡したと発表しましたが、その後現場を訪れたオランド大統領は記者団に対し、少なくとも6人が死亡、22人が大けがをし、このうち1人が重体だと述べました。
フランス運輸省によりますと、列車は、この駅を通過する予定で、事故当時は時速およそ140キロで走行していたということです。
事故の原因については運輸当局が調べています。
脱線した最後の車両に乗っていた乗客の男性は、地元テレビ局の取材に「大きな音とともに列車全体が激しく揺れ、荷物などが乗客の上に落ち車内はパニックになった」と話していました。
パリの日本大使館は、これまでのところ日本人が事故に巻き込まれたという情報はないとしていますが、引き続き確認を進めているということです。
フランスでは今月14日の革命記念日を前に、本格的なバカンスのシーズンを迎え、多くの人が列車で旅行する時期だけに今回の事故が大きな衝撃を与えています。

[関連ニュース]
k10013018611000.html

[関連ニュース]

  自動検索

パリ脱線 背景に鉄道網の老朽化も (7月14日 7時5分)

パリ脱線 手前のポイントで部品外れる (7月13日 20時27分)

仏列車事故 3・4両目が脱線 (7月13日 12時58分)

「列車脱線で7人死亡」仏内相が発表 (7月13日 2時15分)

パリ郊外で列車脱線 死者を確認か (7月13日 1時25分)

このページの先頭へ