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「列車脱線で7人死亡」仏内相が発表
7月13日 2時15分

フランスのパリ郊外の駅で、12日午後(日本時間13日未明)、列車が脱線し、バルス内相は、これまでに7人が死亡、数十人がけがをしたと発表しました。

フランスのパリ南部のブレティニ・スール・オルジュの駅で、12日午後5時すぎ(日本時間13日午前0時すぎ)、パリからフランス中部のリモージュに向かっていた列車が脱線しました。
フランス国鉄によりますとこの列車は7両編成で、高速のまま駅の構内に入ってきて、このうち後ろの4両が脱線し一部が横倒しになったということです。
フランス国鉄によりますと、この列車にはおよそ380人が乗っていたということで、地元当局が救助作業に当たっています。
バルス内相は、日本時間の13日午前1時半ごろ、記者団に対し、この事故で、これまでに7人が死亡し、数十人がけがをしたと発表しました。
救助当局によりますと、まだ脱線した車内に取り残されている乗客がいる可能性があるということで、死傷者の数は増えるおそれもあるとしています。
先頭の車両に乗っていた乗客の男性は、地元のテレビ局の取材に「10秒から15秒にわたって電車がいきなり揺れたかと思うと、急ブレーキがかかり電車が止まった。ふだんと比べて特にスピードが出ていたとは思わなかった」と話しています。
フランス国鉄によりますと、この列車は事故が起きた駅には停まる予定はなかったということです。
パリの日本大使館では、これまでのところ日本人が事故に巻き込まれたという情報はないとしていますが、引き続き確認を進めているということです。

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