2010年07月31日

音訳か朗読か 朗読考

講座名は「朗読ボランティア養成講座」

しかし、うちのグループの実際の活動のなかには、「音訳的」読みと「朗読的」読みの両方が含まれている。

記事読みには、音訳的表現が適切だし、かといってラジオの民話朗読の時間にそれをやったら味もそっけもない。

対面朗読もしかり。 司会と影アナでも微妙に違いがある。

なので、「読み分け」の技術習得が必要となってくる。

これは、けっこう高いハードルだ。目指して講師をしているとはいえ私にとってもまだまだ雲の上。

だから音訳なら音訳。朗読なら朗読にしぼって学習していく方が、迷いは生まれないだろう。

しかし、副音声をやってみると、その「読み分け」技術は、視覚障がい対応の音声ガイドには必要不可欠なことだと感じたりする。

1人で映画などの音声ガイドを担う場合、状況説明は音訳的表現で淡々とこなし、ナレーション(字幕とは異なる画面内文字表現)部には、朗読表現でなければ映画の空気を損なう場合がある。

瞬時に表現を切り替える。ピッチの変化とともに、読みの変化も重要だ。

これがまざると、聞いている方に混乱が生じる。

影アナと司会が分業ということも珍しく、大抵は同じ人間が行うが、司会のテンションと影アナはやはり違ってくる。

影アナで落ち着いたアナウンスをした1分後に、司会のテンションでマイクを持てステージに進む。

司会としてエンディングを華やかに閉めても、そのテンションを持ちこまず、わきにひき、一呼吸のちには影アナのテンションに戻り、終了アナウンスをする。
お客様を現実に戻し、必要なインフォメーションを届ける役目だからだ。

ここにも「読み分け」というか「表現分け」が必要だ。

だから、そういう講座を進めている。

問題は、外部の講習に出た時だ。

音訳講座は、音訳にしぼり、朗読講座は朗読に絞った指導をする。

当たり前なのだが、受けに行った人たちがそれぞれの「ねばならない」部分にひきづられ、

自分の読みをどう発展させていっていいのか混乱して帰ってくることが多い。

取捨選択する度胸を持たないと、身動きが取れなくなる。

そのために、養成講座の中で繰り返し「自分を持て」という裏メッセージを送っている。

もちろん、基本はとことん身に入れることが前提だが

鵜呑み、なぞりは、ある程度うまくはなっても、その先、いつまでも自分の読みが確立していかない。

迷いは何年たっても生まれるものだが、そこに自分があれば、道がふさがることはない。

裏メッセージ、という形をとる理由は、「表」で、自分、自分と言いすぎると「自分」の下に「勝手」がついて理解されてしまう場合があるから。

きっと何年か読み続けている間に、そういうことかなぁ、と思ってもらえるかなと思っている。

何が正しいとか間違っているとかなんてない。

自分自身もまよいながら、でも、必要とされる現場でできることを尽くしている。

わたしは、そこから得てきた想いを伝えているにすぎない。

・・・生意気なとことをまぁよくもいえるものだ。。。と、書いてて自分でそう思う。
  

ご容赦。


2010年07月30日

叱らないでおむつをはいてもらう方法は?

今は夏だから、がんがん洗濯してればなんとか。

しみこんじゃった布団は、えいやと、捨てる。

布ソファーには座れないよう、いつも服とか本とかどけるのも面倒なくらいに荷物を乗せておく。

ちらかしておいてまぁ、と言われようとも、がんとして。(笑)

匂いも窓を開けてるからなんとか。

でも、これから冬の時期になったらきっとお手上げ。

予備の布団も底をつく。

真冬に窓を開け放つわけにもいかないし。

暖房やこたつであったまった匂いはもあぁぁっと。(きゃぁ~;)



認知症の人を叱るといけない、と聞くので、「汗かいてるから着替えようよ」と失禁には触れず話しかけて脱がせる。

失禁したことに触れるとこんどは汚れた下着を隠すようになると聞く。

それをされたら、もっと怖いから。


でも、眠いほうが先に立って面倒くさいときは、どう声をかけても着替えをいやがる。

でもかぶれるんだよね。ほっとけない。



なんとか、秋までに毎日おむつをはいてもらう方向に持って行きたい。

叱らず、自分からその気になってくれる方法はないものか。

う~~~ん;;;;



Posted by のんたんat 12:25
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2010年07月29日

『1/4の奇跡~本当のことだから~』上映会in松本

いろんなご縁が重なって音声ガイドでお手伝いに入ることになりました。

通常の映画や演劇では2カ月以上の準備期間と上映DVD、映画台本の貸与で出来上がる副音声ですが

今回は2週間の貸与、副音声設備なしの会場、シナリオなし、とのこと。

お話がきたとき、ご満足をいただけるものができるか、けっこう不安でいましたが、

ともかく実行委員会に出向いてみたらほんとにお気持ちのよい実行委員の皆さんの

熱意を肌で感じ、取り組ませていただくことになりました。

ご本をいただき読ませていただいて、この作品の素晴らしさに触れ、

作品の邪魔にならない心のある副音声を心がけたいと思いました。

ドキュメンタリー映画上映会
「1/4の奇跡~本当のことだから~」のお知らせ




※ちらしはクリック大きくなります。
 
<日 時>

2010年9月20日(月曜日敬老の日祝日)13時開場  

13時30分から、実行委員長で鍼灸師&シンガーソングライターの中田さんのご挨拶ミニライブ

14時から、1/4の奇跡(ドキュメンタリー映画)の上映  16時終了予定

<場 所>

松本総合社会福祉センター4階(ジャスコ南松本のお隣)

<料 金>

予約1000円  当日1200円  高校生以下500円  

幼児無料 ※障がい者手帳で半額(付き添い含)

書籍、グッズ販売あり

<問合せ・予約>

中田代表 0263-32-5526  

※そのほか事務局の方々の携帯

(ここでは個人情報のため割愛します。ちらしに明記してあります。

主催:1/4の奇跡上映会実行員会松本   

後援:松本市・松本市教育委員会

 
   ****************



息子が小学校6年生のとき、国語の教科書に「きいちゃん」という物語がのっていました。

子どもの国語の教科書が大好きな私は、特にいまでもふっとそらんじる、一文がそのなかにありました。

「きいちゃんは、きいちゃんとして生まれ、きいちゃんとして生きてきました。

そしてこれからもきいちゃんとして生きていくのです。」

この「きいちゃん」の著者が今回のドキュメンタリー映画の中心人物「山元加津子」さんでした。

「あ。」
あの「きいちゃん」の先生だ・・・。この映画にご縁が持てたことが不思議な気持ちでした。

そして、出来たてほやほやのちらしを見て、また「あ。」

「安曇野が誇る世界のイラストレーター」西絢子(にしじゅんこ)さんの絵だったからです。

良く見に行くブログに、「ひつじ屋」さんという穂高駅前のお店の店主ブログがあって。

そこによく登場するのが西さんのイラストでした。

店主さんはいつも「安曇野が誇る世界のイラストレーター」と冠をつけて西さんを紹介しています。↓

たとえばこんな日も西さんのイラスト記事

その言い回しのゴロと、西さんの絵がとてもマッチしていて

絵が出ている記事を見ると

「あ、今日は「安曇野が誇る世界のイラストレーター」にしじゅんこさんの絵だ♪」

と口にしてつぶやいていたのです。

自分の中ではもう、にしじゅんこさんの名前を言うときにはこの「安曇野が誇る世界のイラストレーター」ごと、

にしじゅんこさんのお名前になっているのです。

もちろんお会いしたこともありませんが勝手な親近感から、

チラシが西さんの絵だったことにとても喜びを感じたのです。

今年は、嬉しいご縁をいくたびも、授かっています。

人生においては結構きつい時代の最中だったりしますが、

それを打ち消して余りある喜びがあれば、結果はプラス。

幸せなことです。



Posted by のんたんat 21:31
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2010年07月27日

第8講座 爆笑ジブリッシュとお堅い講義2本立て

前半は、対面朗読時における注意事項と傾聴時の基本講座。

また、以前録音体験をした自己紹介文の添削を返しながら、校正の必要性と著作権等の法律のはなし。

堅い話を一時間したところで、後半は声のワーク。

修了朗読会に向けて、「人に伝える」スキルアップをするため

「声のベクトル」操作の体感と、演劇的ワーク「ジブリッシュ」を行う。

後ろ向きにランダムに立っている複数の仲間。

1人がその背中群から少し離れたところから、背中に向かって声をかける。

声をかける相手を、自分の中でロックオン。意識を集中してその人のみに声をかけるつもりで発声。

自分に声をかけられたと思った人だけ、背中を向けたまま手を挙げる。

思っていた人と違う人が手を挙げる場合。誰も手を上げない場合。いろいろ。

声を散水ホースに例える。

直水、散水、シャワー、ちょろちょろ出し。水の届き方と同じく、声の届き方の違いがここに現れる。

はずれても失敗ではない、コントロール技術がついていけばだんだんできてくること、今回は体感。と話す。

続いて、二人ひと組ででたらめ語会話「ジブリッシュ」

二人ででたらめ語で会話をしてもらい、どんな話の内容かを他のみんなであてっこする。

照れてしまう人、化ける人、いろいろ。

あってこも、どんぴしゃに会話が読みとれるペア。なにか大変なことが起こってるらしいとだけ想像つくペア。

とにかく勢いで爆笑を誘うペア。ジェスチャーだけでのりきっちゃうペアそれぞれ。

ペアが交代するごとに、大爆笑が起き、後半に行くほどのりのりペアが続出。

講座の記録カメラマンを引き受けてくれたY氏、みんなの表情がよくていつも間にかすごい枚数撮っちゃった(笑)と。

こういうテンションが仲間内で作れてくると、いい朗読会が作れていけそう。

朗読会の担当決めをして、掃除、解散。

2度目の受講生であるTさんNさんには、あえて自作原稿になる影アナ、司会を 配転する。

ひえーっといいながらやる気はふつふつ。

うふふ。そうこなくちゃ。




2010年07月24日

インド・祈りの舞と語り VOL.4



(クリックで写真が大きく見れます)

塩尻在住 南インド古典舞踊バラタナティヤムダンサー  横田ゆうわ

今年のソロ公演のお知らせです。

彼女は飲んべ仲間&心友。 (笑) 一緒に飲めるのは年にほんの数回ですが、遠慮なく痛飲できる相手です。

ここ数年チケット作りと当パンの作成などでお手伝いしています。

素敵なちらしができて、お預かりしましたので掲載させていただきます。

[インド・祈りの舞と語り Vol.4]~命・人間賛歌~

日 時 2010年10月1日(金) 開場6:30pm  開演 7:00pm

場 所 まつもと市民芸術館 小ホール

前売り 2500円 当日2800円  学生障がい割引1500円  小学生1000円

出 演 横田ゆうわ 踊り (バラタナティヤムダンサー)

     野田 貴子 語り (女優)

チケット取扱
フィリアプロジェクト(横田) Tel/Fax 0263-52-1889

まつもと市民芸芸術館チケットカウンター/

安曇野ひつじ屋(穂高駅前)/ 

ギャラリー&カフェ憩の森(松本市城山)

たいやきふるさと(松本ナワテ通り)/ 

パティスリー・カフェICHiE(塩尻市役所向かい)

※横田ゆうわのブログはこちら↓

「横田ゆうわインド舞踊日記」



Posted by のんたんat 20:56
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2010年07月22日

小さなシャンソンのゆうべコンサート

手作りCD

プライベートコンサートのお手伝いで、MCをさせていただいたのが、9日の夜。

手持ちのレコーダーで録音をしたので、それをCDにした。

出演者の皆さんのお写真をはめ込んだジャケットなども作り、ちょっと記念CDっぽくなったかな。

実はこのプレイベートコンサートは、叔母の小学校の同窓会のアトラクションとして企画されたもの。

浅間温泉、ホテル玉の湯でお泊まりがけの同窓会。

今年は喜寿の祝いを兼ねる記念の同窓会なので、サプライズで、ミニコンサートをということで、

急遽、叔母の声掛けで集まったメンバーだった。叔母も出演者として歌った。

それで、今回の思い出になればと、オーディオCDを作ってみたのだ。

きちんとした録音機ではないし、音響もいなかったので、ホール録音の時のようにはとれなかったが、

最低限ノイズをカットし、出演者ごとにトラックを分けて編集。当日の空気は思いだせるものになったと思う。

他の出演者の方々の分も焼いたのでよかったらみなさんにお渡しくださいと、週末にでも叔母に渡しに行こうかと思う。

叔母は婚家、実家両方の親を、働きながら子育てしながら介護し、看取った。

いっとき、全てへの脱力で動けない日々が続いた。

そして、復活。

今は、自分を楽しんで暮らしている。

姪からの、ささやかな、プレゼント。

Posted by のんたんat 18:59
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2010年07月21日

第7講座 配慮技術・音声技術(朗読ボランティア養成講座)



今回は配慮技術。

広報しおじりの7月1日号、15日号の表紙を課題として、絵や写真、墨字でない情報の音声化を体験。

主題は何か。

主観を入れず、目に見える情報で。

30秒以内の説明で。

10分間で音声原稿を作り、読みあげてもらいながら皆で考察。

再度、原稿を各自で検討。考察後の原稿の読みあげ。アドバイス。

この課題文も修了朗読会の課題の一つとする。


後半は音声技術。

アクセント、文章のどこにポイントを置くか、などの演習。さまざまな短文で繰り返しポイントを見つける練習。

最後に修了朗読会の担当決め、第一希望を各自記入。

以後、人数調整をしていく。

来週は、周辺法規と傾聴の基本。

今回は欠席者4名と多かったので、朗読会の担当決めに変動がでそう。

みなさん暑い中を良く通ってきてくれている。

中には午前中点滴を受けて、講座に来てくれた人も。

体調が悪かったが講座を休みたくなかったので、医者にいってきたとのこと。

ありがたや。おこころざしに敬服。






2010年07月18日

初ケバブ‐WANDERING KITCHEN JIN‐

平安堂塩尻店の前で週末によく黄色の移動販売車が止まっている。



「ケバブ」というお肉料理をナンみたいなパンに、たっぷりの刻み野菜とはさんだものを売っている。

今日初めて買ってみた。

一個500円。売っているのは元気のよいおにいさん。

彼の息子さんだろうか、かわいい坊やのアシスタントさんが「一緒にウーロン茶いかがですか?」と勧めてくれたが

ごめんねして今回はケバブサンド2個だけ購入。

レモンに塩コショウ味のと、ミックスというピリ辛のもの。



この写真は参考資料。ほとんどこんな感じのものでした。

実際のじゃなくてごめんなさい。持ち帰るなり息子たちに食べられちゃったので写真撮れなかった(笑)

息子たちから味見させてもらったけど、わたしはレモンの方がよりおいしかった。

もちろんどっちも美味しかったけどね。

実は、このケバブ屋さん、ナガブロをしていらして。

前から時々読ませていただいていた。

ナガブロのキャッチコピーに「ふつーの人の言葉が楽しい♪」ってあるけど、ほんとにそう。

日々つづってくれている「普通」がほのぼのと嬉しく、応援したい気持ちで読ませていただいていた。

ああ、この人があの日記を書いているんだなぁとちょっと感動して帰ってきた。

ケバブ? WANDERING KITCHEN JIN


ちなみに今日の日記を見ると、昨日大事なknifeが行方不明になっちゃって今日は牛刀でお肉を切っていたとのこと。

買っているときはそうとは知らず、そのご不便をかんじさせない笑顔の人でありました。



Posted by のんたんat 23:11
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2010年07月17日

形だけの

先の選挙公報の、点訳と音訳が、県の管理から送られてきたそうだ。

15人分の音訳テープがもらえたから配布してほしいと、福祉課から社協に連絡があったそうで

うちのグループに音訳利用者名簿を見せてもらえるかと問い合わせがあり、代表がお渡ししたとのこと。

え、でも。待って?;

それって社協の仕事かなぁ。

なにより市内には確か170人を超える視覚障害手帳をお持ちの方がいるはずで。

うちの会員になっていない大多数の方々には、送られないわけ?;

福祉課で把握しているはずのその方々には、送付なし、てこと?

社協の方も不思議に思って福祉課に問い合わせたところ、もらえた本数で対応してもらえればいから、とのことだそうだ。

とり置きも、こんなものがあるという告知も、もらえたテープ以外にはダビング発送もないまま、事は済んでしまったわけだけれど。

変な話だね。

声なきところに対応なし。?

あることを知らなきゃ、求めることもできないわけで。

ニーズがなかったので、で済んでしまういろいろが通り過ぎていく。

170人×(テープ代120円+ダビング費(ボランティア使えば無料)+発送費190円(盲人図書扱いなら無料))=52700円

これさえ無理だったんだね。予備費もないのかなぁ。。福祉課。

はためには、市は新しい複合施設の開所や企業撤退したビルの買い取りや、それにともなうイベントいっぱいで、

羽振りよくは見えるんだけど。。。

お金を使うところ使わないことろの区別の仕方が、ちょっとさみしいなぁ。。

Posted by のんたんat 13:08
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2010年07月14日

自分を必要としている誰か

お姑さんの中に生まれた新しい登場人物。

「じいちゃん」と呼んでいる。

おじいちゃんは、もういないよ、というと

ちがう、「あとがわりのじぃ。」と姑さんはいう。

姑さんはその人を「じいちゃん」と呼んでいるが

お仏壇の中にいるおじいちゃんではないようだ。

旦那さんであるおじいちゃんがもう死んでいることは認識している。

その人は、若い人らしい。

「若い男衆(おとこしょ)がどうやって1人でいるずら、もうらしい(かわいそうの意)」

という。

でも「じいちゃん」なのだ。

元の家でお姑さんを「待っている」という。

だから、私が行くまでそこにいて、と電話をかけたがる。

「じいに電話をかけるからうちの(元の家)電話番号をおせろ(教えろ)」と日に何度も言う。

既に空き家になって久しい元のおうちには、もう電話も何にもないのよ、と話してもらちがあかないので、週末に連れて行ってひと気のないのを目にしてきたのだが、今度は、
「あんたが電気も止めちゃったから、じいはいられなくなって出て行った、訪ね人の広告を新聞に出しとくれ」という。

毎日毎日何回もその相手をするのは、なかなかに気力がいる。

なんてひと?

名前なんかわからん、

どんなお顔?

みたこたねぇ。

うん、それじゃ広告に書けないから、ゆっくりお名前思いだしてからにしようね、と話す。

今度は、元の家の近所の人たちに電話をする。

じいに伝言を頼むという。

土曜日にかえるから、待っててとじぃに伝えてくれと。

なんとか気をそらしながらいるのだけれど、

買い物や雨続きでコインランドリーや、自分の通院もあり、

留守をすると家の電話で、かけてしまう。

今日も帰宅してみたら、11件の発信。。。;

以前は携帯で昼夜を問わずあちこちにかけてしまうことが続き、

私と夫と自宅を登録した3つのボタン以外を制御をかけた。

携帯から、かからないので、こんどは家の電話に切り替えたようだ。

どうしても、どうしても、その「あとがわりのじぃ」に

連絡を取りたい姑さん。

見たことも、話したことも、名前もわからないけれど、

「自分を待っている」人なのだ。

その人と、暮らすという。

その人が恋しくてしかたがない。



せつないなぁ。

誰だって、「必要としてくれる誰か」のために生きたいのだ。

お姑さんは、息子である夫にも孫にも大事にされている方だと思う。


でも、ちがうんだよね。きっと。

大事にされるより、必要と、されたいんだね、きっと。


あとがわりのじぃは、どこで、

お姑さんを必要として待っているのだろうか。。。



Posted by のんたんat 22:55
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2010年07月13日

第6講座 調査技術・朗読表現

開講30分前に、前回録音体験が欠席でできなかった受講生の録音を済ませる。

定時開講。

前半は、調査技術講義。

朗読には、必ず下調べ(調査)が必要。

まず、過去誤読の多かった漢字、単語リストから問題プリントを作成して配布。

最初の10分間を自分の記憶で回答を書き、その後10分で持参の辞書等で読みを調べる。

その後、こたえ合わせ。

目で文字を追って読書しているときは、「読めている」つもりでも、いざ、声にしてみると、詰まることがある。

その体感と「調べる」ことを習慣化する必要性を学ぶため。

その後、テキスト「調査技術」のページを読み合わせをしながら、留意事項の確認、解説。

辞書以外の調査方法のいろいろを伝える。


5分間休憩

後半は、朗読技術。

修了朗読会4つ目の課題となる「マイマイ新子」の中の5分間分を抜き出したプリントを配布。

数行ずつに分け、朗読検討をしながら、まわし読んでいく。

入門編で学習した、間、プロミネンス、速さ、高さ、イントネーション、声の五つの要素に留意して

作品に触れていく。

今回は、語尾のばし、すくい上げ、うねり、等にも触れ、アドバイスを渡しながら進める。

1時間で一巡。

次回は、音声表現の演習と、いければ、配慮技術に入ります。

修了朗読会に向けて、それぞれの課題文を検討し、自分が分担したい作品をそろそろ心づもりしてきてくださいませ、と告知。

また、ここ数年世話人を務めている、日本語センターの全国朗読巡回セミナーの開催を案内。

塩尻は9月17日の予定。興味のある方はどうぞ、とインフォメーション。

何人かが申込書を持ち帰る。


全員で掃除、解散。




2010年07月13日

木曽職人の集いイベント 「リフォーム&増改築&屋根外壁祭」

残念ながら、諸事情によりこのイベントは中止になったそうです。

※ちらし制作でお手伝いしました。
イラストレーターさんの絵がとてもかわいく出来上がってきました。
楽しそうなイベントですので、ご紹介します。



7月17日土曜日、18日日曜日に、木曽の日義公民館で、

木曽の住宅関係の職人さんがたが集結してお祭りをします。

時間は両日とも10:00~17:00。

リフォームや増改築、屋根、外壁などに関して、相談やおもしろ体験、

他ではあまり手に入らないグッズ販売、抽選会など内容は盛りだくさん。

木曽で暮らし、木曽で働き、地元の気候風土風習を熟知している職人ならではの

地元密着アドバイス、ご提案ができます。

木曽地方の方、この機会にぜひ、お気軽におでかけくださいませ。

さまざまな職人さんが集まっているので

お風呂をユニットバスにとか



トイレのリフォームや


水漏れ工事

などなど、どんなことでも対応できるそうです。



【お問い合わせ先】:木曽職人の集い事務局 
            (有)成和板金 0120-497-194




Posted by のんたんat 00:07
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2010年07月10日

なつかしいお声

来月、教育会主催の教科等研修で朗読読み聞かせの実践講師をさせていただくことになり、

さて、現場のニーズはどこにあるのだろうと考えているうちに、

ふと思いついて、息子が小学校の時お世話になったK先生にお電話をした。

卒業して数年はお手紙のやりとりもあったがここ数年は年賀状くらいのお付き合いであったにもかかわらず、

「全然久しぶりな気がしませんねw」と笑ってくださって

ほんとに、一気に11年前に戻ったような錯覚でお話をさせていただいた。

今は大学付属の特別支援学級を受け持っていらっしゃるとのこと。

事情を話すと、いくつかの貴重なアドバイスをいただけて、なんとなく、研修内容の骨格が作れそうな気持ちになれた。

いつも、子どもとガチでむきあってくれていた先生。

心も体も目いっぱい使って日々腰痛と戦って。

学級通信もとてもあたたかいものだった。

お変わりなく、ひた走っておられるのだなぁ、と

改めてリスペクト。

良い研修会を作りたいと思う。


Posted by のんたんat 13:59
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2010年07月08日

空と緑と風



受講生さんの音声の校正添削をしながら、開け放った窓からの風を感じています。

午後、西日に変わるころは、この部屋も暑くなって、だく汗になりますが

(クーラーなしのエコ生活w)

今は心地よい室温。

眼下の緑の絨毯は梨畑。その向こうに空と山。

飾る絵画はもっていませんが、この2階の窓からの景色が、私にとってのアートです。

Posted by のんたんat 12:07
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2010年07月06日

第5講座 録音体験と対面朗読(朗読ボランティア養成講座)



前半は、これまで学習してきた課題を念頭に置いて、自己紹介文の録音体験。

先輩会員がそれぞれ隣につき、機械操作補助。

ヘッドホンをして自分の声で録音レベルをはかってから、1000T機での録音。

ヘッドホンをして自分の声を聞きながら録音する、という作業はほとんどの方が初体験。

声量の調整に最初に戸惑う。この録音体験は録音機のレベルで、適正音量を探す体験も含んでいる。

録音した音声は、個々に音声添削をして返却予定。



後半は、対面朗読のロールプレイング。

最初にテキストの読み合わせ。留意点を解説。

その後、おのおのに持参した本のカバーを裏返すなどして、何の本かわからないようにして、シャッフル。

自分の所に回ってきた本を課題として受け取る。

二人組になって、1人が目を閉じ、視覚情報がない状態になってもらってから、もう一人に隣に行き本を開いてもらう。

1分間のシンキングタイム。その本の把握、どこから説明するか、どこを読み始めとするかを考えてもらう。

開始、の合図で、朗読開始。

まずは、自己紹介をして、声をかけ、自分の位置をしらせる工夫をなどをしてね、とだけ伝えて。

6分間の朗読タイムを経て、終了の合図。

考察。

工夫した点、困った点、反応などを聞き取りしながら、皆で考察をしていく。

交代して考察した課題を考えて今度は目を閉じていた方の人が朗読。

目を閉じて聴き手に回った人は、視覚情報のない中で伝えてくれる人に何を求めるかを考える。

以上対面朗読体験。

後半の初級編では、傾聴の基礎も学び、対面朗読の知識を深めることを予告。

次回は、調査技術と、音声表現、次の課題文に入ります。

辞書をご持参くださいと連絡。

全員で会場掃除。解散。



2010年07月04日

七夜月ランチ

永遠の「食べ盛り」を自認するわたくしめですが、

上息子もその体質は遺伝したらしく、腹十分目まで食べないとだめみたい。

ストレスがたまると「食」で発散するところも似てしまったようで。

なんか、こう、今週はお金使った飯を、腹いっぱい食いたい気分。

というので、ああ、わかるわかると激しく賛同。

というわけで、先週の休み、七夜月のランチに。 

お姑さんのお昼を済ませてからだったので予約してちょっと遅めのお昼に。

お腹いっぱーいになるコースを選んで食べまくってきました(・。・)

※写真クリックで大きくなります。

冷酒はこんな器で♪
一の膳
合間のスープ
二の膳
季節の特選料理
三の膳
デザート

お会計。

「俺が持つよ」という息子に「まぁいいよ」と甘い親。

でも、「自分の金払って食うのが発散だし」という発言に「なるほど」と共感。

ではでは、と割り勘にすることに。

「ん~~~、、食った!満足!!」と背伸びをし

息子はその足で、街に。

私は夕食材を買って帰宅。

うん。元気になったぞ。がんばろ。


Posted by のんたんat 14:44
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2010年07月02日

小川歯科クリニック

右の前歯の先が少しかけた・・・。face04

やっぱカルシウム不足すぎ?;


小川歯科クリニックで予約。

松本の歯科だけど、おととしから、また、ここに通っている。 出戻り患者(笑)

以前松本に暮らしていたときお世話になっていたが、塩尻に転居してからは、

遠くなったのでしばらくは塩尻市内の歯科にかかっていた。

でも、歯科大を含め、3件の歯科院にかかったが、どこも、肌に合わなかった。

説明や、治療法や技術、かかる時間、仕上がり、なんか、こう、「悲しく」なることが多かった。

で、結局、小川歯科に戻ったら、なんと、心地よいことか。

できるだけ、自分の歯を残した治療を提案してくれるし、対応も細やかで優しいし、

納得いくまで説明してくれる。なにより、治療後の違和感がほんとに少ない。


同じように時間かけて、お金かけても、こんなに違うんだよなぁ。。

数年間よそでかかってからここに戻ったので、その辺を実感する。

というわけで、数カ月おきのメンテナンスもここでお願いしている。

またしばらく、治療のほうでも、かようことになった。

麻酔注射は、子どもの時からあいかわらず、手を握り緊張してしまう私であるが。

がんばって通おう。icon21




Posted by のんたんat 17:54
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2010年07月01日

やわらか刻み食

咀嚼力が落ちてきたお姑さん。
ごはんをやわらかめに別に炊いてだしてきたが、それでも、掻き込んで食べてしまうと引っかかる感じでげっとなる。
長年の習慣の早食いをゆっくり食べに切り替えるのは難しい。

おかずを細かく刻んで取り分けて出すが、それだけではだめみたい。
やわらかいおかずはすんなりいくが、ものによって細かくしたおかずがかえってのどにひっかかりやすかったりする。

食感は損なうが、おかずにとろみをつけることにする。
するっとはいるので食べやすいが、本来の舌触りや味わいは楽しめないので、普通食を食べたがる。

そばにつききりで、ゆっくりかんで、はい、つぎ、とやれればいいんだけど、幼子でもなし、余分な世話焼きはプライドを傷つけるしねぇ。。

おいしく食べられる刻み食レシピを検索物色中。


Posted by のんたんat 09:11
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