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清水信次理事長が韓国勲章「修交勲章光化章」を受章

 韓国政府は、日韓協力委員会清水信次理事長に対して韓国勲章「修交勲章光化章」(1等級)を授与することを決定し、その授与式が平成21年6月28日13時45分より東京・麻布の駐日韓国大使公邸で行われた。清水理事長は1969年に発足した日韓協力委員会の創立メンバーで、日韓両国の友好関係発展に寄与してきた功労が認められた。

 この授与式には、清水理事長ご夫妻をはじめ、韓国側から日韓首脳会談のために来日された李明博大統領、柳明桓外交通商部長官、權哲賢駐日韓国大使、韓日協力委員会から李承潤副会長、禹ジョンホ事務総長、本委員会から中曽根康弘会長、藤村正哉副会長、渡辺秀央副会長兼理事長代行、林建彦副理事長、外務省から重家俊範駐韓日本国大使、齋木昭隆アジア大洋州局長、事務局より苅部正男総務部長、清水正総務副部長が出席した。

 授与式では李明博大統領が直接清水理事長に勲章を手渡した。(大統領が直接、大使館にて勲章を渡すということは過去に前例の無いことで、韓国の聨合ニュースは韓日関係のニュースとして記事にした)授与式終了後懇談会が行われ、大統領は「清水理事長ご夫妻に直接勲章を授与することが出来て大変良かった、永年の日韓協力親善に貢献され、周囲からは本来ならばもっと早く授与しなければという声もあった」と述べた。また、中曽根会長に対し「今まで日韓協力委員会の活動を通じて両国発展の為に尽くされたことに感謝します」と話した。中曽根会長は「大統領とは行事の度に会い何時もお元気そうでなによりです。また今日は息子(中曽根弘文外務大臣)も大統領を歓迎することができるので大変嬉しい。そして今回の勲章授与に関して清水理事長の友人として韓国の人達にありがとうと伝えたい」と感謝の気持ちを表した。

 清水理事長は「この受章は83年の生涯で一番有り難いことであり、家内には55年間の迷惑を帳消しにしたと思っている」と喜びを表現し、また「我々のDNAは朝鮮半島から37%、中国大陸から47%であり日本人特有のDNAは4〜5%である。例えて言うなら中国が父であり、韓国は母である。従って母親から勲章を頂戴したようで大変感謝している」と謝辞を述べ、今後も両国関係の発展に向け大きく貢献できるよう様々な活動を積極的に模索したいと述べた。

 また權駐日韓国大使は「日韓両国の大きな問題を地道に努力されてきたことに感謝するとともに、これからの日韓関係に希望を持って進むことが出来る」と述べた。また大統領は「本日は首脳会談を予定しているが、今日来て今日帰るということについて首脳会談を決しておろそかにしているわけではない、必要な時に何時でも開催出来るということである」と日韓両国の緊密さをアピールした。

 中曽根会長は「この日韓協力委員会の歴史は、岸先生の時代から現在まで一度も会議が途絶えたことが無く過去からの継続的な努力が続いている。今後も両国の未来志向的発展に努力していくが、最近は政治家よりも民間人の方が強烈な感じがする」と感想を述べられた。また李承潤副会長から過去2回開催した次世代指導者交流事業の話があり、日本での議員交流プログラムを実施した際に渡辺副会長に大変な配慮をして頂いたことを李大統領に説明すると、李大統領は渡辺副会長に感謝の言葉を述べられた。李大統領の過密スケジュールの中、当初の予定を10分以上オーバーする懇談であった。最後に全員で記念写真を撮り李大統領は大使公邸玄関から見送って下さった。





<李明博大統領から勲章を授与される清水信次理事長>





<左から清水信次理事長、中曽根康弘会長、李明博大統領>





<李明博大統領と懇談>




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