洋上風力発電の安全祈る 小名浜港で実証事業開始式
本県沖で10月に実証研究事業を開始する、浮体式洋上風力発電所の安全祈願式と実証研究事業開始式は13日、いわき市の小名浜港大剣埠頭(ふとう)で行われた。
安全祈願式には関係者ら約100人が出席した。神事が行われ、佐藤雄平知事、渡辺敬夫いわき市長、松本幸英楢葉町長、関係者らが玉串をささげ、事業の安全と成功を祈願した。
開始式では「ふくしま未来」と名付けられた風車の前で、くす玉を割り事業開始を祝った。佐藤知事は「洋上風力実証研究事業は、本県の再生可能エネルギー事業のシンボル的な存在になる」と述べた。
実証研究事業は経済産業省が丸紅や三菱重工業、三井造船、東京大などに委託して実施する。風車は8月に楢葉町沖約18キロに設置される予定。
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