防災・交流施設が落成 津波被災の相馬・磯部地区
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた相馬市磯部地区に新設された市磯部コミュニティセンターの落成式は13日、磯部中に隣接する現地で行われた。
市がシンガポール赤十字社から1億2千万円の寄付を受けて整備した。磯部地区の防災・交流拠点となり、市の出張所、公民館の機能も担う。16日から業務を開始する。鉄骨造り平屋約420平方メートルで、会議室や調理実習室、防災用品収納庫などを設けた。非常用自家発電機も備えている。
式には住民ら約80人が参加し、立谷秀清市長らがあいさつした。シンガポールのチン・シアットユーン大使、シンガポール赤十字社のセシリア・タン副事務局長らも祝福した。
日本郵便東北支社が16日から同駐車場に開設する車両型郵便局も披露された。
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