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定期路線再開へ一歩 ソウルチャーター便が福島空港に到着

 韓国・アシアナ航空が運航するソウル-福島間のチャーター便が13日、韓国からの旅行客約170人を乗せて福島空港に到着した。今月から年内に計11本(22往復)予定している運航の第一弾で、同日の折り返し便ともに満席だった。
 韓国からの便は午前9時10分、ほぼ定刻通り福島空港に到着した。ロビーで県や航空会社などの関係者が歓迎横断幕を掲げ、乗客を出迎えた。「アンニョンハセヨ(こんにちは)」と韓国語で声を掛けながら、本県産サクランボや地酒を振る舞った。
 韓国人旅行客は県南地方のゴルフ場や尾瀬のトレッキングなどのコースごとにバスに乗り込んで出発した。一行は15日に運航されるチャーター便で帰国する。
 ソウル-福島間の定期路線は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、運休している。原発事故の風評などが続く中、県とアシアナ航空はチャーター便の定期化で本県への正しい理解を促すとともに、需要を喚起することで定期路線再開を目指している。
 8月は23~25日に運航する。

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県産サクランボを賞味し、笑顔を見せる韓国からの一行
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