復興拠点 富岡川の南側に 富岡まちづくり検討委が確認
第２回富岡町まちづくり検討委員会は１１日、郡山市の大槻北公民館で開かれた。復興の拠点としてＪＲ常磐線富岡駅周辺を含む富岡川南側の土地利用を考えるとの方向性を確認した。
下部組織の富岡駅周辺整備検討、土地利用（防災集団移転）検討、コミュニティー検討の３部会での協議内容を基に議論した。富岡駅は双葉郡南部の物流の拠点となるよう現在地よりも北側に移転し、駅の東西を土地区画整理事業と一体的に開発すべきとの考えもあった。
委員からは他に「町民への意向調査を小まめに実施し、計画に反映させるべき」「町だけでなく、双葉郡の連携を考えては」などの意見が出た。
委員会は来年２月に復興まちづくり計画案を町に提出する予定で今後も協議を重ねる。
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