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不明者を一斉捜索 県警など県内沿岸部で

 県警本部は東日本大震災から2年4カ月の11日、県内沿岸部で行方不明者の一斉捜索を行った。
 県警、双葉地方広域消防本部、福島海上保安部から約310人が参加した。行方不明者の家族から要望があった浪江町請戸の沿岸部を重点的に捜索した。
 このうち、南相馬署は署員15人が南相馬市鹿島区北海老で捜索に当たった。消波ブロックの上を歩き、棒の先に金属性のかぎが付いた「鳶口(とびくち)」で行方不明者の手掛かりを捜していた。
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 県警本部災害対策課によると、11日は行方不明者の家族から浪江町請戸地区で重点捜索の依頼を受けたが、不明者の発見には至らなかった。この他、浪江町請戸で診察券1枚と貯金箱1個、大熊町熊川で役員名簿1冊と筆箱1個を見つけた。

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消波ブロックの間で行方不明者の遺留品などを探す署員=11日午前10時30分ごろ、南相馬市鹿島区北海老
消波ブロックの間で行方不明者の遺留品などを探す署員=11日午前10時30分ごろ、南相馬市鹿島区北海老

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