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17日から双葉町民に説明 中間貯蔵施設整備で環境省

 東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の整備で、環境省は17日から双葉町の関係行政区の住民を対象に説明会を開く。同省が選定した候補地を抱える楢葉、大熊、双葉の三町のうち、双葉町民に対する説明会は初めて。
 説明会の対象は双葉町の新山、下条、郡山、細谷の4行政区。17日から28日にかけて、いわき市や福島市など県内6カ所と、埼玉県加須市など県外3カ所の計9カ所で開く。環境省の担当者が地質や地下水の状況などを調べるボーリング調査と、生息生物などを調べる環境調査の内容や時期、期間などを示すとみられる。
 伊沢史朗町長は「国にはこれまで全町民向けの説明会の開催を求めており、今後、責任を持って実施してほしい」と語った。これに対し、環境省の担当者は「町から全町民向け説明会の開催については求めがあれば調整したい」としている。
 環境省は中間貯蔵施設の整備候補地として双葉、大熊、楢葉の3町の計9カ所を選定した。環境省は5月中旬から大熊町でボーリング調査を開始。楢葉町でも12日からボーリング調査に入る。
 説明会の日時と会場は次の通り。
 ◇17日▽午前10時=茨城県つくば市のつくばサイエンス・インフォメーションセンター▽午後4時=埼玉県加須市の旧騎西高◇18日▽午前10時=南相馬市の県立テクノアカデミー浜◇23日▽午前9時30分=白河市立図書館▽午後3時=福島市の県文化センター◇24日▽午前9時=会津若松市の会津大▽午後2時=郡山市民文化センター◇27日▽午前10時=東京都千代田区の東京グリーンパレス◇28日▽午前9時、午後2時=いわき市勿来市民会館

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