台湾との懸け橋へ決意 北塩原から派遣の中学生
北塩原村の中学2年生を対象とした台湾派遣事業団は8月7日、台湾中部の南投県魚池郷(ぎょちごう)の明潭(めいたん)中を訪れ、文化紹介や学校近くの湖「日月潭」の散策などで同校生徒と交流する。10日、同村のさくら小で友好都市交流事業派遣団員結団式が行われ、中学生が本県と台湾の懸け橋になることを誓った。
参加するのは北塩原一中8人と裏磐梯中14人の計22人。村職員ら5人が引率し、8月6日から4日間、台湾に滞在する。明潭中では学校紹介、授業体験なども行う。
結団式では団員を代表して山本温樹君(北塩原一)が「台湾の文化や歴史を学び、同世代との友情を深めたい」と抱負を述べた。
村は将来的に明潭中の生徒を村に招き、自治体同士の交流発展につなげる。東京電力福島第一原発事故の風評で激減した海外から観光客増加も目指す。
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