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和合さん著の絵本出版 原発事故から前に進む少年描く

 福島市の詩人和合亮一さんが文を書き、ベストセラー「あらしのよるに」で知られるきむらゆういちさんが絵を担当した絵本「はしるってなに」が芸術新聞社から刊行された。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を乗り越え、未来を紡ごうとのメッセージが込められている。
 主人公は原発事故で富岡町から青森県に避難した一人の少年。父親は仕事のために福島県内に残っている。寂しさや不安を抱えながらも、少年は父親との約束を胸に、前に進んでいく。
 有志でつくる「福島絵本づくりプロジェクト」が「震災と原発事故で苦しむ子どもたちのために」と企画した。メンバーから協力を求められた和合さんときむらさんが快諾し、出版が実現した。
 「はしるってなに」は1680円(税込み)。

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和合さんが文を書き、きむらゆういちさんが絵を担当した絵本「はしるってなに」
和合さんが文を書き、きむらゆういちさんが絵を担当した絵本「はしるってなに」

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