西日本・東日本は厳しい暑さ続く　雷雨や突風にも注意

14日午後4時20分現在の雨雲の様子。今夜にかけては西日本と東日本で局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

　きょう14日も、西日本と東日本では厳しい暑さとなった。午後4時00分までの最高気温は、宮崎県宮崎空港で36.2度など全国25の地点で35度以上の猛暑日を観測した。一方、西日本や東日本では今夜にかけて、局地的な雷雨や突風のおそれがある。

　猛暑日の地点は11日の140地点をピークに減り続けていて、極端な猛暑はいったんおさまりつつあるが、関東から九州にかけては平年を上回る暑さとなっている。

　気温が上がった影響も加わって大気の状態が不安定となっており、今夜にかけては西日本と東日本で局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。近畿や東海では、夜のはじめ頃にかけて、最大で1時間に40ミリから60ミリの非常に激しい雨の降るおそれがある。また、北陸は梅雨前線の影響を受けて局地的に大雨となるおそれがあり、15日夕方までに予想される降水量は多い所で150ミリとなっている。

　向こう一週間は、極端な猛暑が続くことはない見込みだが、西日本と東日本では30度を大幅に超える日が多く、厳しい暑さは続きそうだ。