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中山秀征が談志になる!13年ぶりドラマで「レジェンド」挑戦

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「立川錦之助」として立川流に入門したビートたけしらの貴重な千社札を披露する中山と松岡ゆみこさん

 タレントの中山秀征(45)が13年ぶりにドラマに主演することになった。NHK・BSプレミアム「人生、成り行き 天才落語家・立川談志」の後編「ここにあり(仮題)」(8月18日・後10時)で、2011年に死去した立川談志さん(享年75歳)を演じる。相当なプレッシャーがあったという中山だが、談志さんの長女・松岡ゆみこさん(49)は「そっくり」と太鼓判を押した。

 ヘアバンドにメガネ姿の中山は、談志さんになりきっていた。“落語界の風雲児”の波乱万丈の人生を描く同ドラマ。前編「青春疾風録(仮題)」(8月11日・後10時)で青年時代を俳優・小出恵介(29)、落語協会を飛び出して立川流を設立する後編を中山、前後編を通じて亡くなる直前を田中泯(68)が演じる。

 2000年のフジテレビ系「世にも奇妙な物語」以来のドラマ主演で、談志さんの一般的に最も印象の強い時代を担当する中山は「レジェンド中のレジェンド。演じるのは大変なこと。相当の覚悟を持って臨みました」。背中を押してくれたのは約10年前に共演した際の、談志さんの「囃(はや)されたら踊れ」という言葉だったという。

 役作りのためドキュメンタリー番組や本を徹底的にチェック。墓参りもした。撮影は主に談志さんが実際に暮らしていた東京・練馬の一軒家で行われた。「食卓もベッドも貴重な資料もそのまま残されている。その場に立つと不思議なものを感じました」。衣装もスタッフが細部にまでこだわった。松岡さんは「本物よりも本物らしかった。家族でも『本当に似てるよね』と言ってます」と振り返った。

 落語と格闘する生きざまに、中山は刺激を受けた様子。「もっと仕事にしつこくなっていいんだな、と思った。さっぱりしすぎてたと反省しました。もっとべったり、ねっとりですね」と自分に言い聞かせていた。

 ◆立川 談志(たてかわ・だんし)本名・松岡克由。1936年1月2日、東京都小石川生まれ。52年、5代目柳家小さんに入門し「小よし」。63年、真打ちとなり立川談志を襲名。66年、自身が企画した「笑点」の初代司会者に。71年、参院選で初当選。75年に沖縄開発庁政務次官に就任もわずか36日で辞任。83年、落語協会を脱退し「落語立川流」を創設し家元となる。確かな話芸とストレートな物言いで人気に。11年11月21日、喉頭がんのため75歳で死去。

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[2013/7/14-06:03 スポーツ報知]

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