米ツアーで苦しむ石川遼(21=CASIO)が、同ツアー3勝の大先輩、丸山茂樹(43=セガサミーHD)に助けを求めていたことがわかった。来季のシードを確定できないまま、今後のレギュラーシーズンで出場資格があるのは今週の「ジョンディア・クラシック」を含め5試合だけ。追い詰められた状況で浮上へのヒントを得たかったが、丸山からは逆に厳しい言葉が飛び出した。
石川は、先月20~23日の「日本ツアー選手権」前に、丸山がオーナーを務める東京・代官山の「Urth Caffe」を訪れた。そこで約1時間半の“会談”が行われた。
石川は「グリーンを外した時のアプローチとパットが全く入らない」と打ち明けた。今季の米ツアーではパーオンできなかったホールをパーよりいいスコアで上がる「スクランブリング」部門で51・98%の172位。小技のうまさに定評のある丸山の助言をヒントにしたい、と考えたことは想像にかたくない。
ところが丸山が口にしたのは「米国で実際のプレーを見たわけではないから、具体的なアドバイスをすることはできない」と説明。確かに無責任なアドバイスをするよりも理にかなっている。
ただ、そんな丸山も、石川の米ツアーに対する姿勢については厳しい。「聞くと、ロッカーには全然行かないらしいね」と、他の選手たちと打ち解けようとしない行動をチクリ。さらには「シーズンの最初を休んだりして、入り方を間違えたツケが今、出てきている」と、実質的な開幕戦の「ソニー・オープン」(1月)に出場資格がありながら欠場したことに疑問を呈した。
また「日本ツアー選手権」1試合のために帰国する日程の組み方にも「せっかくその前に6試合連続予選通過とかしていたのに、悪い流れにしてしまっている」とも指摘した。松山英樹(21=東北福祉大)との同組対決が注目された「日本ツアー選手権」は初日に「80」の大叩きで予選落ち。翌週から米ツアーに戻っても2試合連続予選落ち。丸山が言うように、1試合のためだけの帰国がアダとなったと見られても仕方ない。
さらには「欧州ツアーで8年連続賞金王のモンティ(コリン・モンゴメリー)でも1勝もできなかったのが米ツアー。世界最高峰のレベルでの戦いに対する心構えができてなかった」とぴしゃり。ただ、マルちゃんがここまで厳しい言葉を投げかけたのは、もちろん期待の裏返し。
石川としては、残り試合の巻き返しでシードを確定させて再び丸山の元を訪れるようにしたいところ。ここは奮起するしかない。
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