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14日、都内で「復興支援マラソン」 郡山五中の5人参加へ

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マラソンに意欲を見せる大竹会長(中央)ら生徒会役員たち
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郡山市の郡山五中の生徒会役員5人は14日、東北の被災3県と東京都内の中、高校生たちが都心を走り、タスキをつなぐ「チャリティー・リレーマラソン東京2013」に、本県代表として参加し、復興に前進する本県をアピールすることになった。同マラソンは、被災地復興支援として実施され、同校の大竹諒輔生徒会長(3年)は「大震災から2年4カ月が経過し、被災地ではなく、復興地と呼ばれるように元気に走ってきたい」と意気込みを話した。
社会貢献活動を支援する日本フィランソロピー協会(東京)の主催。本県と岩手、宮城県から7校、都内から7校の中、高校チームが参加する。生徒たちは、東京・日比谷をスタートし、国会議事堂前、東京スカイツリー前などを通って丸の内にゴールする約40キロをグループで走り、タスキをつなぐ。各中継地点などでは、各企業や東京の学校などからの義援金が各校に寄付される予定。
同校から参加するのは大竹会長、井上瑞生副会長(3年)、助川拓哉副会長(2年)、会計の菊地美奈さん(3年)と宗形烈人君(2年)。5人は事前学習で同市役所、富岡町役場郡山出張所、仮設住宅などを訪れ、復興の現状を調べ、避難者との意見交換などで実情を勉強。全校生徒619人は、東京の人への感謝を込めたメッセージカードを書いた。同マラソンで寄せられる義援金は、生徒たちが有効な活用方法を検討。復興への貢献につなげる方針。
(2013年7月13日 福島民友トピックス)
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