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国見の七夕まつり復活 復興アピール目指す

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七夕飾りを作る参加者ら
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震災からの復興をアピールし、商店街活性化につなげようと、国見町商工会(岡崎長市会長)は、昭和30年代に行われていた藤田地区商店街での七夕まつりを復活させる。8月8日から10日までの3日間、各店舗の店頭や街路灯を七夕飾りで彩る計画で、七夕飾りを作る講習会が10日、同商工会で開かれた。
1960(昭和35)年8月発行の広報くにみ第35号には、同商店街に大きな七夕飾りが掲げられた活気ある写真が掲載されている。この写真をヒントに、七夕まつりの復活が決まった。県地域づくり総合支援事業の補助を受ける。
8月10日に同商店街や同町観月台文化センターで「国見夏まつり」が開かれることから、これに合わせて七夕まつりを復活させる。商店街の空き地に購入した大型飾り5本を掲げるほか、同町森山の竹林から切り出した竹を使い、店頭用の七夕飾り50本を製作する。国見小の児童に寄せ書きを依頼し、星形短冊500枚には願い事を書いてもらう。
商店街沿いの街路灯約110本には、人工笹(ささ)の七夕飾りを取り付ける。
七夕飾り講習会では、同町の「くにみ浪漫大地の恵み館」から講師4人が訪れ、夏まつり実行委員会の委員や商店街の人たちがフラワーペーパーやテープを利用した七夕飾りなどを作った。
(2013年7月12日 福島民友トピックス)
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