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三春直売所13日開店 風評被害に苦しむ農家支援

三春直売所13日開店 風評被害に苦しむ農家支援

「えすぺりを交流の場にしていきたい」と話す大河原多津子さん(前列左端)、伸さん(同左から2人目)夫妻と生産者ら

 田村地方の農家が生産した無農薬野菜や加工品などを取り扱う直売所「えすぺり」は13日、三春町桜ケ丘にオープンする。風評被害などに苦しむ農家の支援が目的で、経営する田村市船引町の壱から屋社長の大河原多津子さん(58)は「農家や消費者、みんながつながりを深める場にしていきたい」と意気込んでいる。
 店には同地方の生産者25人と、加工品製造15業者が野菜や加工品を出品する。11日はプレオープンとして関係者らを招いた野菜販売などを行った。店内には収穫したてのトマトやレタス、キュウリなど旬の野菜が並び、大勢の来場者を迎えた。
 出品する生産者の多くは、三春町の生産者団体・大空会の会員。同会は長年同町で直売所を営み、新鮮な野菜を販売してきたが、震災と原発事故の影響で一時休業、再開後も売り上げが半分にまで減少した。
 有機農業で野菜などを生産してきた大河原さんも会員の一人。震災後は取引が3分の1まで減少し「農家の支援のため、農産物を販売できる店を開きたい」と夫の伸さん(57)と相談、開店を決断した。
 資金繰りは大変だったが、知人や親類の協力も得て、国道288号バイパス沿いの好条件の土地を知人から借りた。店名は「希望する」という意味のエスペラント語から名付け「ここから希望が生まれる」との願いを込めた。
(2013年7月12日 福島民友トピックス)



 

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