【パリ=竹内康雄】英米系格付け会社のフィッチ・レーティングスは12日、フランスの長期債務格付けを最上位の「トリプルA」から1段階引き下げ「ダブルAプラス」にしたと発表した。格付けの見通しは「安定的」。フランスの経済成長が弱く、政府の債務が増大する懸念が強まったことを理由にあげた。
フィッチは声明で、フランスの政府債務が2014年に国内総生産(GDP)比96%でピークに達すると予測。しかしその後の減少ペースは緩慢で、17年も92%程度と大きい低下は見込めないとの見方を示した。財政見通しは「下振れ傾向にある」と分析した。
フランスの格付けを巡っては、既に米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)や米ムーディーズ・インベスターズ・サービスも最上位から引き下げている。
フィッチ・レーティングス、スタンダード・アンド・プアーズ、格付け、ムーディーズ・インベスターズ・サービス
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