2013.7.14 05:01

虎・藤浪、前半戦ラスト登板「勝ちにこだわる」

球宴前最後の登板に向け、調整した藤浪

球宴前最後の登板に向け、調整した藤浪【拡大】

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(19)=大阪桐蔭高=が14日のDeNA戦(甲子園)に先発。前半戦最後の登板で6勝目(3敗)を狙う。

 「自分の登板の(前半戦)ラストゲームだと思うので勝ちにこだわってやっていきたい」

 13日、ブルペン投球などで調整後、決意を語った。DeNA戦は今季3試合で2勝1敗、防御率4・50。13試合目にして自身初のナイター登板となるが、「試合の時間が変わるだけで影響はない」と力を込めた。

 今季、虎投は能見(打率・200、1本塁打、2打点)を筆頭に打撃面が目立つ。藤浪は打率・067、1打点、0本塁打。「僕は打撃に関してはセンスがない。(日本ハム)大谷君みたいに打てればいいんですが…」と二刀流を成功させている同級生を引き合いに出し、白い歯をこぼした。

 また練習後、同じ背番号19で“初代巨人キラー”と呼ばれた阪神OBの故西村幸生さん(享年34)の長女、津野田ジョイス幸子さん(75)の表敬訪問も受けた。

(紙面から)