2年目の松田が1軍初登板を果たし、1回1安打無失点【拡大】
(セ・リーグ、阪神0-6DeNA、10回戦、5勝5敗、13日、甲子園)将来に希望を抱かせるデビュー戦だった。2年目の松田が1軍初登板を果たし、1回1安打無失点。自己最速タイの149キロの直球で押した。
「緊張しました。でも、四球はなかったので。打たれてもいいと思って投げました」
5点ビハインドの八回にマウンドへ。先頭の石川は146キロの速球を投げ込み、空振り三振。山崎はスライダーで三邪飛に仕留めた。続くモーガンに右前打を許し、迎えるは長距離砲のブランコ。「怖かったんですけど、思い切っていこうと決めていた」と投じた4球すべてが真っすぐだ。最終的に女房役の小宮山が二盗を阻止し、勝負の結果はお預けとなったが、度胸満点の投げっぷり。和田監督も「特に真っすぐは1軍でも通用するところを見せてくれた」とうなずいた。
春季キャンプ中に右肩を痛め、出遅れた未来の守護神候補が初々しいスタートを切った。
(紙面から)