虎連勝ストップ坂&今成外し左対策裏目
2013年7月14日
「打ちたい打ちたいという気持ちが出過ぎて、はまってしまった」と高山。無理もない。高山の打席は2日の巨人戦(甲子園)までさかのぼる。つまり、6連勝中に試合出場はなかったからだ。
勝負事には『流れ』が存在する。この6連勝の間、その流れを生み出していたのは今成であり、坂だった。前夜、二回以降に追加点が奪えなかった展開でも、守備面で坂の好守を見せる場面もあった。会心の試合内容でないにせよ、勝利を手中に収めている事実に、流れを持っている選手の存在は欠かせない。
高山、新井良の起用に関して、試合後に和田監督は「左対右じゃなく、藤井に一番合う選手を選んで勝負に出たが、今日に関しては結果が出なかった」と説明。その理由はデータか、打者のタイプか。それには「すべてです」と答えた。
この試合前まで、藤井との今季3度の対戦で、すべての試合を落としてきた。巨人戦を前に、藤井攻略へ講じた必死の方策。確かな根拠はあったのかもしれない。
ただ、例えば左腕投手が登板した際に、高山を出して試合勘を維持させておく準備もできたはず。そうした場面でも、連勝中は今成と坂を使い続けた。方針の“ぶれ”は否めない。
すべては結果論。だが、水谷チーフ打撃コーチは「今成を起用しなかった?まあ、そういうことになってくるわな」と話す。明確なビジョンが伝わらなければ、チームに生じた競争に水を差す危険性もある。勝負事には『流れ』が存在する。それを自ら手放していては、宿敵を引きずり降ろすことなどかなわない。
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