チート等が含まれましたけど、此れからも宜しくお願いします
第5話 接触
???年 3月15日
???の部屋
???
「ふむ……君達は暗殺者か何かかね?」
全員
「「「いえ、全然違います…それと物凄く痛いです」」」
護達(あたご・イーグル以外)は数人の衛兵に床に押し付けながら皇族の服を着た人と話しをしていた。
「陛下騙されてはいけません!!」
「そうです!、こいつらの罠かもしれません!」
???
「まぁ待て……君達は何処から来たんだ?見たところ軍服を着ているようだが……」
???はそう言い護達は押さえ付けられながら、自己紹介をした。
護
「私は日本国海上自衛隊 浅沼護3等海尉です」
瑠奈
「同じく、日本国海上自衛隊 神崎瑠奈1等海士です」
龍介
「私は日本国航空自衛隊 谷田龍介3等空尉です」
???
「海上自衛隊?航空自衛隊?……その様な物は聞いた事が無いが……」
「陛下!やはりこいつらは陛下を狙う暗殺者に違いありません!」
護
「……すいませんが、貴方のお名前は?」
???
「朕は天皇だ」
全員
「「「………はっ?」」」
あたご・イーグル含む全員があんぐり返った。
天皇
「だからは朕は天皇である」
全員
「「「………(天皇ってあの昭和天皇!!…って事は昔の日本に来れたのか!!)」
「おいっ!何とか言わないか!」
天皇
「……それで、君達は何故此処にいる?」
護
「……私達は日本を救うために未来の日本からやって来ました」
全員
「「「…………」」」コクッ
天皇
「ふむ……」
「しらばっくれぬな!日本を救いにきた?ふざけるのも大概にしろ!!」
護達の理由に衛兵達は激怒した。
天皇
「……君達は下がりたまえ」
「は?、しっしかし……」
天皇
「朕を狙う暗殺者達だったらとっくの昔に殺されておる、だから下がれ……それとも、朕の命令が聞けないと言うのか?」
「わっ分かりました」
そう言い、衛兵達は部屋から出ていった。
天皇
「痛くは無かったかね?」
護
「はい……皆も大丈夫です。それと陛下、失礼ですが今は昭和何年、何月何日ですか?」
天皇
「うむ、今は昭和10年の3月15日だ」
護
「ありがとうございます……それと陛下、さっきも言いましたが私達は未来から来た日本人です」
全員
「「「…………」」」コクッ
天皇
「それでは君達が未来の日本から来たという証拠はあるのかね?」
護
「はい、あります……これは未来の日本で殆どの人が持っている携帯と言います」
護はポケットの中にあったスマホを陛下に見せた。
天皇
「この小さな箱がかね?」
護
「はい、さらに音楽や動画等を見ることが出来るんです」
護はスマホにダウンロードしていた『軍艦行進曲』を再生させた。
『~♪~♪~♪~♪』
天皇
「オォォォ!!」
陛下はスマホから流れる『軍艦行進曲』に驚いている。
護
「それと陛下、こちらに体を向けて下さい」
天皇
「ふむ、こうかの?」
護はスマホをカメラモードに切り替えカメラを陛下に向ける。
護
「はい大丈夫です……では、はいチーズ」カシャッ
そして撮れた写真を陛下に見せた。
天皇
「……この世にも写真はあるが、こんなキレイに色も付いている……今の日本やアメリカ、ドイツでも到底つくれまい」
護
「これで、私達が未来の日本から来たという証拠になりますか?」
天皇
「うむ、まるで幻でも見たような感覚だったよ」
陛下はそう言った。
天皇
「それで…未来の日本は平和で民は皆幸せか?」
護
「……はい、今はとても平和で民も幸せかもしれません」
護を含む、全員が日本が歩んできた歴史を隅々まで陛下に全てを話した。
天皇
「そうか……日本は焼け野はらとなり、多くの民が亡くなったかのか……」
全員が全ての話しを終えると陛下は泣き始めた。
天皇
「君達のいた日本の方々はさぞ無念だったであろう……朕や部下のせいで多くの民が犠牲に……」
全員
「「「陛下……」」」
陛下は泣き崩れた。
龍介
「……陛下、確かに私達の歩んだ日本は多くの人々が犠牲になり日本は降伏しました。」
護・瑠奈・龍介は泣き崩れている陛下に近づき、語り始めた
瑠奈
「しかし、昔の日本の方々は国や大切な人、……そして未来の私達を守るために精一杯戦ってくれました。」
陛下は黙って耳を傾けていた。
護
「そして敗戦後、日本は数々の試練を乗り越えて、日本はアメリカと並ぶ経済大国にまで発展しました。 こんなにまで発展したのは他の誰でもない私達を守ってくれあなた方のお陰で、日本の誇りです!!」
あたご・イーグル
「「…………」」コクッ
陛下は3人の言葉を聞き、陛下は涙を拭いた。
天皇
「君達………」
護
「昔の日本の方々は私達を守るために戦ってくれました、だから今度は私達全員が日本の方々を守るために戦います!!、なぁ皆!」
全員
「「「おぅ!」」」
あたご・イーグルを含む全員が返事をした。
天皇
「……ありがとう、日本代表として日本人を……日本を守ってください」
陛下は護達に頭を下げながら言った。
全員
「「「はい!、微力ながら常住戦陣の思いで戦います!」」」
天皇
「……本当にありがとう、今日はもう遅い、明日に備えて私の寝室で休みなさい」
全員
「「「はい、ありがとうございます」」
護
「……(せめて、少しの恩返しをしなければ)」
そう言ってあたご・イーグルを含む全員は陛下の寝室を借りて一夜を過ごしたのであった。
ご意見、ご感想又は御指南を宜しくお願いしますm(__)m
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。