今の気持ちを聞かれれば、非常に複雑である。
一か月ほど前に、ある候補者の選挙事務所を手伝う事になったという方より、「ネット選挙もあるので是非手伝ってほしい」との連絡をいただいた。
それまでは、今回の参院選に関しては、個々の選挙は手伝わないことにしていた。
それは、前回の衆院選では、選挙の素人なのに選対の中に入り込んでしまってハードな毎日を送り、選挙が終わった途端に「燃え尽き症候群」状態となり、体も心もズタズタになったので、今回の参院選は、個々ではなく全体的にサポートしていこうと思っていたからだ。(参照)
ただ、今回手伝ってと言われた候補者には、少なからず縁があった。
今年の初めくらいから、衆院選で大惨敗を喫したその元幹事長を、再び国政に出そうという動きが、ある市民団体から湧き上がり、その団体主催のパーティーや懇親会などにも度々参加していて、新しくできたという事務所にも何度か伺い、候補者にはその都度お会いしていた。
当初は、候補者自身も参院選には出る気はなかったようだったが、熱心な市民たちに背中を押される形で出馬を決意することになり、「さあ、これから」という時に、何らかのトラブルがあって、その市民団体がサポートするのを止めてしまった。
私は理由を後から聞かされることになるが、「私くらいは手伝わなければ」という思いもどこかにあり、少しなら手伝ってもいいかな、という気持ちで引き受けることにした。
それから2、3日して、今度は、そのお誘いを受けた方から、突然「選挙の手伝いを止めます」との連絡を受けることになる。
いろいろ話を聞くと、双方のボタンの掛け違いだから執り成そうとも思ったが、その後、私にも関わってくる「参謀クン」の言い方や態度が、非常に腹立たしいというようなことで、その方は「戻ることはない」とはっきり言っていた。
一応、先方の話を聞こうと思い、秘書の方を介して事務所に行くことにしたら、本人(候補者)から連絡があり、その日のうちに銀座で会おうということで、品のいい焼き鳥屋で膝を交えることになった。
その時に、例の「参謀クン」も後から呼び出され、初めて会った。
乗りかかった船ということで、ネット選挙で動画を流したほうがといい提案した。
「参謀クン」も、私に動画などは全面的に任せるということを、みんなの前でもはっきりと言っている。
私も常時入れるわけではないので、もう一人撮影要員として、CNMの準会員になっている方を紹介するため先日、選挙事務所に向かった。
*****
紹介した人は既に到着していて、打ち合わせを始めようとしていたら、候補者本人が私を見るなり「話がある」ということで別の部屋に呼び出された。
そこで聞かれたのがリチャードコシミズ氏の団体から支援の申し出がファックスであり、「どう思うか」ということだった。何人か独立党員だった方や現役という方などを知っていて、また、大阪で出馬する藤島利久氏が、以前、彼らの団体で講演し、その時にツイキャス中継してたら、かなりアクセス数が増えたという話も聞いていたので、全国に彼の賛同者がいて活動も熱心だから、「手伝ってもらわない手はない」と意見しておいた。
ちなみに次の日の『richardkoshimizu's blog』のタイトル「生活の党比例区候補に対する支援」で次のように書かれている。
(2013/06/30)
≪生活の党の比例区候補の三宅雪子さん、広野ただしさん、東 祥三さんと直接ないしはお電話でお話ししました。比例区の選挙で我々RK独立党にできることは?
7月4日の選挙公示以後、比例区の候補はポスター貼りができますが、場所は公設の掲示板ではなく、「どこでもいい」のだそうです。ただし、家主の許可が要りますが。
友人知人への生活の党の投票依頼のようなものを「葉書」で送る制度があります。あて名書きし、一言添えたハガキを党に送り返せば、党から投函してくれます。(無料らしい。)
参院比例区では、投票の際に「党名」か「候補の個人名」を記入できます。その政党の比例区当選者数が3名なら、「候補の個人名」による投票数の多い順に3人の当選が決まります。よって、RK独立党で「特に誰を推すか?」も結構重要になってきます。詳しくは別途。
各候補に電話、ファクスなどで連絡を取り、具体的に何をしたらいいのか聞き、行動を起こしましょう。
生活の党が選挙区で候補を立てているのは千葉、広島、岩手、新潟、青森、沖縄だけですが、ほかの地域にお住まいの方でも、比例区候補の応援はできます。
http://www.seikatsu1.jp/list
上記のページで連絡先を確認し、行動を起こしてください! 「RK独立党の党員、心情党員」と名乗ってくださると先方もすぐに理解されると思います。
よろしく。
リチャード・コシミズ≫
(以上、転載)
*****
いろいろ賛否はあると思うが、私が候補者ならば、精査はするが、このような申し出はありがたい、願ってもないことだと思える。
打ち合わせに戻ると、参謀クンから「リチャードコシミズのことでしょ」と言われ、「なんて言ったんですか?」と聞かれたので、上記のことを伝えた。
そしたら「俺は彼らを信用していない。以前よりネット上でやりあったこともあるし、どういう団体かも知っている。全く信用していないし、もし彼らが手伝うことになるなら、俺は辞める」と…。
その言っているそばから、先方に支援要請をしている候補者の声が聞こえてきてきた。
後から分かったことだが、私に聞く前に候補者は、「参謀クン」に意見を聞いていて、大反対されて「支援要請は断る」ことにほぼなっていたようだった。
それが、選挙直前に現れた私の意見を候補者が聞いたことに、「参謀クン」のプライドはズタズタに傷つけられ、「辞める」ということを言いだしたのだろうと思う。
そんなケツの穴がちっちゃな奴であることは、当初から「やたらに細かい言葉から言っていて大きなことはできない」と感じてはいたが、まさかここまで私情を入れてくる小心者の馬鹿だとは思わなかった。
48歳だという「参謀クン」は、学生時代に候補者の国会での質疑を見て惚れ込んだということで、相当に長い間支援してきたようだった。
その「参謀クン」が、リチャードコシミズの件で「辞める」と言い出し、それを聞いて一番、動揺していたのが候補者の奥さんだった。
*****
打ち合わせも何も吹っ飛んで、「参謀クン」も自暴自棄になったのか、本音を言い始めた。
「僕にとっては小沢一郎なんてどうでもいい」「原発は断然に必要で、なくせと言っている奴の気がしれない」「被ばくとか騒いでる奴は放射脳だ」などと、まるでネトウヨそのものだった。
私が紹介した人は、どちらかというと一見、女性か男性かわからない中性的な雰囲気をもっていて、髪型も服装も含めて彼の個性になっているのだが、それについて参謀クンは「そういう人が候補者の回りをウロチョロすると困る」と、「髪をどうにかしろ」「服装をかえろ」などと言い、仕舞には「ニートくん」などと上から目線でバカにしていた事は今でも許せない。
まあ、彼の人間性なのかもしれないが…。
「用事があるから帰る」と言っていた参謀クンが奥さんに呼ばれて、別の部屋で候補者と秘書、「参謀クン」と奥さんの4人で長々と話をしていた。
だいぶ時間が過ぎた後に、候補者を交えて皆で打ち合わせを再開することになり、その時に「参謀クン」が、それまでの自暴自棄の態度とは一変して、いきなり張り切りだし仕切りだしたのを見て、「これはやられたな」と感じていた。
「参謀クン」が辞めると言い出していたので、それを候補者と秘書、奥さんが引き止めたのだろう。
そして「参謀クン」が留まる条件として「リチャードコシミズの支援は受けない」ことと、「私を排除する」ことだったのは想像に難くない。
その後の展開を見れば、それが真実に近いと思っている。
*****
打ち合わせも、私が動画を撮ってくれる人を連れてきて「動画に関する打ち合わせ」だったはずなのに、それには全く触れようとはせず、私たちが居なくてもいいような内容のことをばかりを議論していて、
途中、候補者が「ご飯食べながらやろう」ということで、近くのステーキハウスに6人、候補者と秘書、参謀クンと支援者、私、私が連れてきた人で食事をした。
その場の雰囲気は最悪だった。
まず、向こうからは「もうお手伝いいただかなくて結構です」ということは決して言ってこない。
とにかく「参謀クン」が、何グセを付けてきて、中途半端な状態にさせ、こちらから断ることを待っているという状況で、息苦しくなるような状況だった。
動画に関しては任せると言っておきながら、「全て自分が仕切る」と言わんばかりに言ってきたので、最後に「では、もう動画を撮る部隊はいらないといことですね」と候補者に向けていったら、無言で無視されたことが一番悲しかった。
本当はこれをFBだけに載せようと思っていたら、候補者名もストレートには書かないでおこうと思っていたが、つい先ほど「東祥三事務所」ですと名乗り、名前を聞くと、会ったこともない人からの電話があった。
秘書三人とは名刺交換している中で、秘書でもなく一支援者だというから、知らない人には電話しません。
その事情はブログに書きますから、と言い電話を切らせていただいた。きっと「参謀クン」が手をまわして電話させたのだろう。そういうことは得意そうな人だ。
ということで、本当にフェイスブックの「今どんな気持ち」という文句に誘われて書き出しただけで、ブログに書くつもりは全くなかったが、タイミングよく電話があり、ブログにも載せることにした。
タイトルの「理由」は、ただ単に東さんが私の意見を聞き入れ、それに反発した参謀が、その意見どころか人間まで排除してきた、ということである。
東祥三さんを応援する気持ちには何ら変わりはないので、もう事務所には行くことはないが、これからも小所低所?から応援していきたいと思っている。
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