参議院選挙:貴方はやはり騙されたいですか。原発・TPP・憲法・経済負担増にもかかわらず
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参議院選挙が近ずいた。
本来この選挙は極めて深刻な意義を持っている。
我々の世代に限らず次の世代に影響ある選択を問われている。
何よりもまず、原発だ。
福島原発事故が起こった。今何ら収束はしていない。
① 放射線汚染の水は垂れ流しだ、
② この事故は津波だけでなく、地震でも故障した可能性が高いが(一号機への川内元議員の視察)、原子力安全委員会の委員は原因調査もせずに、地震の危険を活断層問題にすりかえ、再稼働に進んでいる
③ 4号機の使用済み燃料プールは崩壊の危険が多く、その際には冷却を4日できなければ大惨事を招く可能性を秘めている。
そのような中で、明確に再稼働に動いている。
TPPはISD条項で国家主権が侵される。
メキシコでは産業物廃棄施設から汚染が始まり、これを停止させたら1700万ドルの賠償金をメキシコ政府が求められている。
カナダは新薬の臨床実験数が少ないとして、特許を与えず、カナダの最高裁判所もその措置は妥当としたら、1億ドルの訴訟を受けている。
もかや国会の法律や最高裁判決が一番重要ではない。
憲法改正にしても、現憲法が米国による押し付け憲法であることはその通りだ。しかし、そのことは質の悪い憲法にかきかえていいということを意味しない。
9条を変え、集団的自衛権を認め、自衛隊を海外にもっていくことを考えている。
国民の権利を制限しようとしている。
自民党案と現憲法の比較をするだけで、いかに自民党案がレベルが低いかがわかる。
経済もそうだ。
物価上昇で、誰が得をし、誰が損をするのだ、
年金生活者は確実に年金の実質価値が下がる。
多くの労働者にとり、賃金の据え置きが起こるだろうから、実質賃金は下がる。
更に驚く措置が続く。
12日読売「社会保障制度改革国民会議は、官邸で報告書詰開始。70~74歳の医療費窓口負担の1割から2割への引き上げ」
4日時事「法人税引き下げ「大胆に判断、設備投資減税を優先-安倍首相」財源限られるから、法人税大胆に引き下げなら、消費税大胆に引き上げしかない。踏まれても踏まれても、ついていきますどこまでも、すごい国民だ。日本国民は。見えないふり。
このような状況なのに、一番好ましくない政策を推進しようとする自民党に国民は投票しようとしている。
本当にわからない。
この混乱の中、多くの国民は騙される選択をする。
厳しいだけに、主流派に近ずきたい。権力側につきたい。生活環境が厳し行ければ厳しいだけ自分は体制側だと言いたい。
地方区では望ましい候補がいないということがあるかもしれない。
しかし、全国区では必ず、自分の選択する候補や政党が見つかるはずだ。
マスコミの作ったムードに流さっるのではなく、どの課題が自分にとって重要なのか、それを最も実現しそうな政党はどこか、それと反対の行動をとるのはどこかを考え、投票する時に来ているのでないか。
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